自作ユーザー待望の低価格Socket 479Mマザーボードがいよいよ発売となる。i855GMEチップセット搭載のAOpen製マザーボード「i855GMEm-LFS」のサンプル品がBLESS 秋葉原本店とドスパラ秋葉原本店に入荷、店頭展示を開始した(BLESS 秋葉原本店は11日(土)限定展示)。さらにBLESS 秋葉原本店では製品版の予約受け付けも実施している。同店の予価は29,800円で、入荷時期は10月上旬の見込みという。
microATXフォームファクタの基板にAGP×1、PCI×3、DDR DIMM×2のスロットを搭載するこの「i855GMEm-LFS」は、豊富なオンボードデバイスが特徴。Serial ATA II(Promise PDC20579)、デュアルGigabit Ethernet(Marvell 88E8001×2)、IEEE 1394、VGA、サウンドと、Socket 479Mマザーボードとしては多くの機能を装備している。
CPUはDothanコアにも対応。MCHはIEEE 802.11b準拠のIntel製ワイヤレスLANコンポーネント「Intel PRO/Wireless 2100 Network Connection」の接続をサポートしたモバイル向けの「MCH4-M」を採用している。
そしてやはり一番のウリと言えるのが価格の安さ。4万円台が主流のSocket 479Mマザーボードにおいて3万円を切る「i855GMEm-LFS」はまさに注目に値するもので、コスト面を理由にPentium M搭載PCの自作をためらっていたユーザーを引き込むのは間違いない。
なお、11日(土)に行われたシネックス主催の「AKIBA 自作PC 911expo」では実際に動作するサンプル品が出展され、動作デモも実施された。
□AOpen
http://aopen.jp/
□AKIBA 自作PC 911expo(シネックス)
http://www.synnex.co.jp/topics/040901/911/
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| (AOpen i855GMEm-LFS) |
[撮影協力: BLESS 秋葉原本店]