【 2004年10月16日号 】
ドライブベイが豊富な高級AVアンプ風PCケース「Claritas」発売
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 AV機器風デザインのPCケースとしては珍しい7基もの3.5インチベイを備えたStands UniqueのATX電源対応microATXデスクトップケース「Claritas 390M」が発売となった。実売価格は69,800円(シルバーカラーのみ)。また、同系統のデザインでSFX電源対応の「Claritas 260M」も販売中だ。実売価格はブラック、シルバーカラーともに67,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 重厚感のあるアルミ製筐体やシンプルなフロントパネルが高級AV機器を彷彿させる両モデルだが、「Claritas 390M」はmicroATXケースながらATX電源が搭載可能で、さらに7基もの3.5インチシャドウベイを備えるという収納力の高さも魅力。7基のうち4基は左右のサイドパネルに各2基ずつ用意されており、パネルによる放熱効果もあるという。筐体サイズは高さ157×幅440×奥行き390mm。

 ただし、パネルの3.5インチベイを使う場合はオプションのHDDマウントキット(同店価格1,800円)が必要。同店でのサンプル展示当初は製品にキットが1個付属する予定とされていたが、残念ながら見送りとなった。

 また、電源ベイの構造が特殊なため、縦置きにしたATX電源の一部が筐体底面から張り出す点にも要注意。張り出た部分は他の3個のフットと一緒に筐体を支えるようになっており、搭載する電源によっては熱などの影響で設置面を痛める可能性がある。

 一方、SFX電源に対応する「Claritas 260M」は、高さ150×幅440×奥行き260mmと一般的なHTPC向けケースに比べて奥行きが短いのが特徴だ。コンパクトな高級ケースを探している人は要注目だろう。3.5インチシャドウベイは2基。

 両モデルとも5インチベイは1基。ユニークな光学ドライブトレイ用カバーが付属しているのも特徴で、カバーをドライブのトレイ開閉ボタンに密着させることによりカバー全体を開閉ボタンとして使えるようになっている。

 なお、「Claritas 390M」のブラックカラーについては、当初予想していたデザインと異なるなどの理由で入荷を取り止めたとしている。


□Claritas(Stands Unique)
http://www.standsunique.com/
http://www.standsunique.com/Claritas.html
□関連記事
【2004年9月18日】スタイリッシュな高級AVアンプ風PCケース「Claritas」展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040918/etc_claritas.html

 (Stands Unique Claritas)

[撮影協力: オリオスペック]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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