BTX対応CPUクーラーを同梱したPentium 4 560Jがデビュー

	【 2004年12月25日号】
	BTX対応CPUクーラーを同梱したPentium 4 560Jがデビュー CPUクーラーはさらに巨大化、まるでCPUはおまけ？

【パッケージ】【BTX用CPUクーラー(1)】

【BTX用CPUクーラー(2)】【BTX用CPUクーラー(3)】

【パッケージも巨大化】【Requires BTX ...】

　BTXフォームファクタ対応の新型CPUクーラーが付属したLGA775版Pentium 4 560Jがリテールパッケージ品で発売となった。実売価格は47,229円～53,680円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　なお、一部ショップはBTX対応マザーボードとのセット購入を販売の条件としている。

●BTX対応PCが自作可能に
　BTXフォームファクタのPCパーツはケースとマザーボードがすでに発売されているが、マザーボードのCPUクーラー用マウントホールの位置が異なるため既存のATX対応CPUクーラーが使えずBTX対応品が待たれていた。
　今回はCPUの付属品という形での登場だが、一応これでBTXフォームファクタPCが自作できる環境が整ったわけだ。

●さらに巨大化したCPUクーラー
　CPUクーラーは従来とは形状や構造が若干異なり、ヒートシンクは円状フィンの多層タイプになっており、そのヒートシンクを黒い四角い風洞が覆う格好になっている。このCPUクーラーは手のひらからはみ出るほど大きく、これまで以上に存在感があり、リテールパッケージを開けてみると、CPUを買ったというよりは巨大なCPUクーラーとおまけの小さな半導体部品を買ったかのような感覚に陥る。
　CPUクーラーの巨大化でリテールパッケージの外箱もまた大きくなり、Socket 478用→LGA775用(ATX)→LGA775用(BTX)と順を追って外箱も大型化している。

●CPU自体のスペックは従来同様
　なお、CPUの形状やインターフェイスなどは従来どおり。今回発売されたPentium 4 560JのS-Specは「SL7Q2」で、これは11月下旬発売のATX対応CPUクーラー付属のPentium 4 560Jと同じだ。

□Pentium 4（インテル）
http://www.intel.co.jp/jp/products/desktop/processors/pentium4/
□BTX（Intel）
http://www.formfactors.org/FFDetail.asp?FFID=12&CatID=1
□関連記事
【2004年12月18日】BTX規格を採用したGateway製PCを販売中（その他のお買い得情報）
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041218/price.html#99ex
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041127/etc_p560j.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041120/ni_i_ml.html
【2004年11月13日】BTX対応のIntel純正マザー発売、ただし対応CPUクーラーなし
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【2004年6月12日】BTX規格のタワー型PCケースがCOOLER MASTERから発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040612/etc_cmstacker.html

　（Intel Pentium 4 560J）

[撮影協力: T-ZONE. PC DIY SHOP]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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MSI製のnForce4 SLI搭載マザー「K8N Diamond」が少量流通

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