0.11μm Low-K製造のRADEON X800搭載ビデオカードが発売

	【 2005年1月15日号】
	0.11μm Low-K製造のRADEON X800搭載ビデオカードが発売

　Low-k 0.11μmプロセス製造のRADEON X800を採用した初のビデオカードが発売となった。DDR3メモリを256MB搭載したTul製PCI Express x16カード「X8-DVIVO-P256D3（R43C-NVD3D）」で、実売価格は41,790円～44,482円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　0.11μmプロセスのRADEONシリーズビデオチップはメインストリーム向けのRADEON X700 PROなどがデビューしているが、ハイエンド向けのRADEON X800シリーズは初めて。USER'S SIDE本店曰く、「代理店のアスクから発熱は（従来の0.13μm製造品より）減っていると聞いている」とのことで、実際の発熱量の少なさにも期待できそうだ。動作クロックは、TulのWebサイトではコア392MHz/メモリ350MHzとされている。
　コネクタはDVI-I出力（2基）、TV入出力（コンポーネント出力対応）。基板上に外部電源コネクタはないが、サウンドカードなどでも見られる小型4ピンコネクタが装備されている。

□RADEON X800（ATI Technologies）
http://www.ati.com/products/radeonx800/
□R43C-NVD3D（Tul）
http://www.tul.com.tw/global/productlist.aspx?folderid=1&cat1=50&cat2=124&cat3=329
□関連記事
【2004年10月9日】RADEON X700 PRO搭載のATI純正PCI Expressカードが登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041009/etc_radx700.html

　（Tul R43C-NVD3D ）

[撮影協力: USER'S SIDE本店とT-ZONE. PC DIY SHOP]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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