チップセットの変更でDDR400メモリに対応するなどの強化がなされたCPUオンボードのVIA製Mini-ITXマザーボード「EPIA SP」のデモがパソコンショップ アークで実施中だ。製品版の入荷時期や価格は未定。
新シリーズの「EPIA SP」は、チップセットを従来のCLE266からCN400に変更することでDDR400メモリに対応。CN400はMPEG-2デコーダ機能に加えMPEG-4アクセラレータも持つグラフィックスコア「UniChrome Pro」を内蔵するのも特徴だ。サウスブリッジは従来の「EPIA MS」でも採用例があるVT8237だが、「EPIA SP」ではSerial ATAインターフェイスが使用可能になっているのが注目と言えるだろう。
製品はEden 800MHz搭載のファンレスモデルと、「EPIA」シリーズで過去最高クロックとなるC3 1.3GHz搭載のファン付きモデルの2種類。今回デモで使用されているのは後者で、PCI×1、DIMM×1(DDR400対応、最大1GB)のスロットや、VGA、TV出力、6チャネル出力サウンド、LAN、IEEE 1394、Serial ATA(2ポート)などの機能を備えている。
□EPIA SP(VIA Technologies)
http://www.viaembedded.com/product/epia_sp_spec.jsp?motherboardId=261
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| (VIA EPIA SPシリーズ) |
[撮影協力: パソコンショップ アーク]