HDTV出力が可能なC3 1GHzオンボードのMini-ITXマザーボード「LV-667T」がCOMMELLから登場した。また、姉妹モデルとしてDVI出力対応モデル「LV-667D」、Mini AGPスロット搭載モデル「LV-667」も同時発売となっている。実売価格は28,300円~29,900円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「LV-667T」は小型のマザーボードとしては珍しいHDTV出力機能を搭載しているのが特徴。TVエンコードチップは1080iにも対応したVIAの「VT1625」で、付属するヘッダピン直結ケーブルを用いてコンポーネント出力が使用できる。ただし、コンポーネント出力コネクタはブラケットが付いてない剥き出しの状態になっているので要注意だ。
「LV-667D」はDVI出力が可能で、これもヘッダピン直結ケーブルを使ってDVIに直接出力ができ、デュアルディスプレイもサポートしている。
基本スペックは3モデルとも共通で、チップセットはVGA統合型のCN400を採用。このチップセットはMPEG-2デコーダとMPEG-4のアクセラレータ機能やデュアルディスプレイ機能を持ち、FSBは100/133/200MHzに対応、メモリはDDR266/333/400をサポートする。スロットはPCI×1、DIMM×1(DDR400、最大1GB)、CF×1を装備。機能はVGA、5.1チャネルサウンド、デュアルLAN、IEEE 1394、Serial ATAなどを備えている。
□LV-667(COMMELL)
http://www.commell.com.tw/Product/SBC/LV-667.HTM
□VT1625/CN400(VIA Technologies)
http://www.via.com.tw/en/products/video-display/tv/vt1625/
http://www.via.com.tw/en/products/chipsets/c-series/cn400/
| (COMMELL LV-667) |
[撮影協力: テクノハウス東映]