多層フィンとヒートパイプを使った大型CPUクーラーがベースになっており、これの断面が「蝶形」になっている。このフィンの最上部には蝶を擬人化した女性キャラクターがイラストで描かれており、独特の雰囲気がある。

　搭載ファンは12cm角/900～1,800rpmタイプで、動作音は20～34dB。対応CPUソケットはLGA775/Socket 478.754/939/940/Aで、詳細な対応クロックは不明。3.5インチベイまたはブラケット部に装着できるダイヤル式ファンコントローラが付属している。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　ヒートパイプを使って張り出し部分に熱を輸送、張り出しを含めた全体にファンで送風する構造で、「物理的な干渉を避けつつ、冷却能力を高めている」（高速電脳）のがウリ。付属ファンはヒートシンクサイズよりも一回り小さい8cm角タイプで、動作音は25dB。

　対応クロックは最大3.2GHz。

[撮影協力:パソコン ショップ アークと高速電脳]

　ファン別売タイプの製品で、山洋製8cmファン「9A0812S4051」と組み合わせた際の熱抵抗値は0.43℃/Wとのこと。

　各CPU用のリテンションパーツや厚さ調整用の銅板などが付属している。

　拡散接合を使ったPCパーツとしては、2月中旬に水冷キットが発売されている。

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【2月19日】KURO-WATER(今週見つけた新製品)
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[撮影協力:クレバリー1号店]

　回転数と動作音は1,000～2,400rpm/18～35dBで、エアフローは4.39～9.85CFM。

[撮影協力:高速電脳]

　「“振動しやすい”というアルミフレームファンの欠点をカバーするために、ゴム製ワッシャが付属している」（高速電脳）のがウリ。

　8cm角モデルの回転数は1,800rpm±10％(21dB)で、12cm角モデルの回転数は1,200rpm±20％(23dB)。

　8cm角モデルのファン中央部はやや盛り上がっており、横幅がこの部分だけ突出している。

[撮影協力:高速電脳]

　「冷めて取れにくくなったしつこいグリスの汚れもきれいに落とす」（国内発売元のワイドワーク）という。

　この製品は2月中旬にいったん店頭発売されたものの「一部製品に液漏れがあった」（ワイドワーク）として発売当日に全品回収された、という経緯がある。

[撮影協力:CUSTOMと高速電脳]

　今週発売されたCPUクーラー「Vanessa-L」にも同梱されている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]