【 2005年3月26日号 】
Pentium M用Socket 478変換アダプタの店頭デモがスタート
CT-479デモCT-479デモ
CT-479デモCT-479デモ
 Socket 478マザーボードでPentium Mを動作させる“ゲタ”の店頭での動作デモが始まった。デモに使われているのは、先週からサンプル品の展示が始まっているASUSのPentium M用Socket 478変換アダプタ「CT-479」で、デモはZOA秋葉原本店カクタソフマップなどで実施されている。

 ZOA秋葉原本店のデモ機ではPentium M 730とi865PEチップセット搭載マザーボード「P4P800SE」を使用。Windows XPのシステムのプロパティやCPU情報表示ツールCrystalCPUIDでは「Intel(R) Pentium(R) M processor 1.60GHz」と表示され、確かにPentium M 730として認識されているのが確認できた。

 なお、店頭デモではFSBを標準の133MHzから150MHzにオーバークロックし、1.8GHzで動作させている。同店ではCPUの内部倍率も変更を試みたものの、現時点の最新BIOSではマザーボード側でCPUの動作電圧や内部倍率設定を変更できなかったという。テストでは、マザーボードを最新BIOSにしなければ、変換アダプタとPentium Mをセットしても起動しなかったたため、同店ではマザーボードとアダプタをセットで購入した人に無料で最新BIOSに対応させるサービスを行う予定にしているという。

 ベンチマークプログラムなどを用いたデモは行なっておらず、自由に操作するといったこともできないものの、店員に声をかければSuperπなどのベンチマークソフトを走らせることも可能という。

 カクタソフマップでは、Pentium M 760とi865PEチップセット搭載Socket 478マザーボード「P4P800-VM」を組み合わせて店頭デモを実施中。動画再生デモではCPU温度が50℃ぐらいで安定し、付属のCPUクーラーも手で触れる程度の温度だったという。TSUKUMO eX.も同じ構成でデモを行っており、こちらは自由に操作できる状態になっている。

 アダプタに同梱されているCPUクーラーの動作音もチェックできるということもあり、興味のある向きは実際に店頭へ足を運んでみるといいだろう。


□CT-479(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com/news_show.aspx?id=223
□関連記事
【2005年3月19日】Socket 478マザーでPentium Mが使えるアダプタが展示
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050319/etc_ct479.html

 (ASUS CT-479)

[撮影協力:ZOA秋葉原本店TSUKUMO eX.]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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