ASUSの新製品を紹介するイベント「ASUSの新製品発表会だよ!!」が2日(土)にLinux Cafe di PRONTO秋葉原店(ブロックD2-[e2])で行われ、注目のPentium M用Socket 478変換アダプタや新型ノートPCなどの紹介が行われた。
今回のイベントで展示の中心となっていたのはノートPC。同社は今後、マザーボードやビデオカードはもちろん、ノートPCにも力を入れていく方針で、それをアピールするのが狙いという。会場の中央で展示されていたのは、すでに国内で紹介されているM5シリーズやW3シリーズなどで、PCに詳しいマニアにとってはさほど目新しいものはなかったものの、ASUSというブランド自体を知らない人や、同社がノートPCを出荷していることを知らないという初心者のレベルの人には新鮮にうつったようで、多くの人がノートPCに触れ、アンケートに積極的に答える様子が見られた。
スペック重視のマニア志向の人にとって注目したいのは、ライターの高橋敏也氏が実演したノートPC自作実演セミナーで使用された「Z71Vp」という最新モデル。i915Mチップセットを搭載し、GeForce Go 6などGPUの交換が可能なMXM規格を採用しているモデルで、説明を交えながら、高橋敏也氏がCPUやメモリ、GPUの装着などを行い、30分程度で完成し、問題なく動作するところを実演した。このセミナーでは、高橋敏也氏がいること、最新モデルが使われているのが理由で、参加者はマニア志向の人がほとんどだったようだ。
また、話題のPentium M用Socket 478変換アダプタ「CT-479」のデモも実施された。i875P搭載Socket 478マザーボード「P4C800E Deluxe」上でPentium M 1.4GHz(Baniasコア)を動作させたデモ機を設置していたほか、i865G搭載Socket 478マザーボード「P4P800-VM」で「CT-479」同梱のCPUクーラーがいかに静音であるかを実演して見せていた。
このほか、nForce4 SLI Intel Editionチップセット搭載のLGA775マザーボード「P5ND2-SLI Deluxe」、RADEON XPRESS 200を搭載し、オンボードTVチューナも搭載するLGA775マザーボード「P5RD1-V Deluxe」などの未発売製品の展示も注目を集めた。ASUSによると、初心者の人はノートPCに関心を寄せ、マニア志向の人はほとんど「CT-479」に関心が集中していたという。
□ASUSの新製品発表会だよ!!(ユニティコーポレーション)
http://www.unitycorp.co.jp/other/event.html
□関連記事
【2005年3月19日】Socket 478マザーでPentium Mが使えるアダプタが展示
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050319/etc_ct479.html
【2005年3月26日】Pentium M用Socket 478変換アダプタの店頭デモがスタート
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050326/etc_ct479demo.html
| (ASUS製品) |
[撮影協力:ユニティコーポレーションとASUSTeK Computer]