薄型キューブ？AOpenのPentium M対応PC「MZ855-II」発売

	【 2005年6月18日号】
	薄型キューブ？AOpenのPentium M対応PC「MZ855-II」発売

　背の低いコンパクトな筐体を採用したPentium M（Socket 479M）対応PC自作キット「MZ855-II」がAOpenから発売になった。実売価格は39,980円～46,680円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　4月下旬の同社イベント「ゴールデンウィークだ！AOpen in Akiba」でも展示されたこの「MZ855-II」は、同社のキューブタイプPC自作キット「XC Cube」シリーズの新モデルで、従来モデルの半分ほどしかない高さの小型筐体が特徴。ホワイト一色のカラーリングとシンプルなフロントパネルのデザインは、どことなくアップルの「Mac mini」を彷彿させる。
　筐体サイズは幅200×高さ106×奥行き320mm。ドライブ機器はスリムタイプ光学ドライブと3.5インチHDDを各1台搭載可能で、フロントパネルのカラーが異なる光学ドライブでも、付属するホワイトカラーパネルに交換することでデザインを統一できる。電源は外付けの150W ACアダプタ。
　マザーボードはi855GME搭載の同社製「UX855GME」で、マザーボードの設計とBIOSにより、チップセットのスペック外となるFSB 533MHzにも対応したとしている。スロット数はAGP×1、PCI×1（いずれもLow Profileサイズ対応）、DIMM×2（DDR400、最大2GB）。主な搭載機能はVGA、Gigabit Ethernet、IEEE 1394、5.1チャネルサウンド、7メディア対応カードリーダー。
　機能面では3月発売の従来モデル「EZ855-II」と大差はなく、また拡張カードがLow Profileサイズのみ装着可能な点は要注意だが、高さがわずか106mmというコンパクトな筐体は何よりも魅力だろう。
　なお、マニュアルには未発表の「MZ915-M」という型番の製品紹介もあり、これは同じ筐体を採用してi915Gチップセットを搭載しているという。

□XC Cube MZ855-II（AOpen）
http://aopen.jp/products/baresystem/mz855-ii.html
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　（AOpen MZ855-II）

[撮影協力:俺コンハウス]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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