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Mini-ITXサイズのマザーボードもついにデュアルCPUの時代に突入だ。VIAからEden-N 1GHzを2個オンボード搭載したマザーボード「VT-310DP」が店頭に出回り始めた。実売価格は55,618円~57,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、入荷量は少量という。
●1GHz Eden-Nが2個
小型パッケージ技術「NanoBGA」を用いたファンレスCPU「Eden-N」の1GHzモデルを2基搭載しており、同社のMini-ITXマザーボードでは初のデュアルCPUモデルとなる。Pentium 4やAthlon 64がコアのデュアル世代へと移行する中、CPUオンボードのMini-ITXマザーは低消費電力CPUを2つ搭載するかたちでデュアル世代に突入ということになる。
「VT-310DP」の主なスペックは、チップセットがCN400/VT8237R、スロット数がPCI×1、DIMM×2(DDR400、最大2GB)。主な機能としてVGA、6チャネルサウンド、Gigabit Ethernet×1、Ethernet×2、Serial ATA×2、Ultra ATA/133×1を備えている。なお、VIAの製品情報ではMini PCI×1という記述もあるが、現在店頭に出回っているものには搭載されていない。
●ファンは1つ搭載
Eden-Nを搭載していると言うことでファンレス仕様の製品になっていることを期待していた人も多かったようだが、CeBIT 2005で初めて展示されたときと同様、隣接した2つのCPUをまたぐような形でファン付きのヒートシンクが搭載されている。
なお、この製品はTyanとの共同開発ということなのか、パッケージにTyanの型番とおぼしき「S2340AG3NR-1 Tomcat C3N」という印刷が確認できた。
デュアルの小型低消費電力PCが自作可能になるという点で注目の「VT-310DP」。やや値は張るものの、特定の分野ではPentium Mのお株を奪う存在になるかもしれない。
□VT-310DP (VIA Technologies)
http://www.viaembedded.com/product/epia_dp_spec.jsp?motherboardId=321
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【2005年8月27日】Dual CPU搭載のMini-ITXマザーが9月上旬入荷、6万円弱
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050827/etc_epiadp.html
| (VIA VT-310DP) |
[撮影協力:テクノハウス東映と高速電脳]