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【パッケージ】 | 【Xeon 2.80GHz】 |
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【スペックシール】 | 【14万円台】 |
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【パッケージ(裏)】 | 【パッケージ(裏)】 |
Intelのサーバ/ワークステーション向けCPUのXeonで初のデュアルコア採用製品となるXeon 2.80GHzがリテールパッケージ品で発売となった。実売価格は139,800円~141,540円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●「Paxville DP」コア
「Paxville DP」の開発コード名で呼ばれていたデュアルコア版Xeonは、Hyper-Threading(HT)テクノロジやEM64T、NX bitなどの機能を持っていた従来のIrwindaleコアXeonを言わばそのままデュアルコア化した製品。
HTによりCPU 1個あたりの論理CPU数は4となり、デュアルCPU構成が可能なデュアルコア版Xeon 2.80GHzでは、マザーボード1枚で論理CPU数8というハイスペックを実現できるのも魅力だ。Socket 604やE7520チップセットに対応するほかFSB 800MHz、2次キャッシュ容量2MB(1コアあたり)といったスペックは従来どおり。
Intelによれば、デュアルコア版2.80GHzではシングルコア版3.60GHzより1.3~1.5倍程度高い性能が見込めるという。同社が11日(火)に行なった製品発表会ではソフトウェアを実行させて両者を実際に比較し、デュアルコア版2.80GHzの方が処理を早く終える様子を披露している。なお同日は、最大でCPU 32基構成が可能となるデュアルコアXeon 7000も発表されている。
●対応マザーボードに注意
ただし、E7520チップセットに対応するとされているものの、同店によれば「従来のE7520搭載マザーボードはレギュレータの問題があり動かないらしい」とのことなので要注意。T-ZONE. PC DIY SHOPではIntel製E7520搭載Dual Socket 604マザーボード「SE7520AF2」の対応ロット品の受注販売を実施中だ(98,000円、納期5~6日後)。また、Tyanは「Thunder i7520D」など対応マザーボード4製品の発表を行なっている。
□Xeon/プレスリリース(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/xeon/
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2005/051011.htm
□プレスリリース(Tyan Computer)
http://www.tyan.com/html/pr05_paxville.html
□SE7520AF2(Intel)
http://www.intel.com/design/servers/boards/se7520af2/
□関連記事
【2005年10月11日】インテル、デュアルコア版Xeon 2.80GHz(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1011/intel.htm
【2005年4月29日】低電圧版のXeon 2.80GHzが発売、TDPは103Wから55Wに
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050430/etc_lvxeon.html
【2005年3月19日】2次キャッシュ2MBのXeon 3.60GHzがデビュー、約10万円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050319/etc_l22mbx36.html
□Xeon(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/xeon/
| (Intel Xeon) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]