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【LANPARTY UT RDX200 CF-DR】 | 【パッケージ】 |
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【PCI Express x16】 | 【電源の注意】 |
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【I/Oパネル】 | 【Karajan】 |
CrossFireに対応したATI製チップセット「RADEON XPRESS 200 CrossFire Edition」を搭載した初のマザーボードがDFIから発売になった。
製品はDFI製Socket 939マザーボード「LANPARTY UT RDX200 CF-DR」で、実売価格は21,000円~26,040円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●Socket 939では初のCrossFire対応マザー
複枚のATI製ビデオカードを並列動作させて描画性能を向上させるCrossFireにおいて必要となるのは、対応チップセットやGPUを搭載したマザーボードとプライマリ側となるビデオカード、セカンダリ側となるビデオカードの3点。
これらは既に店頭に登場しているが、マザーボードについてはi955Xチップセットを搭載したIntel製LGA775マザーボードのみが発売されており、Socket 939プラットフォームの製品は今回が初となる。チップセット、GPUともATI製で構成可能になった点もトピックと言えるだろう。
●RADEON XPRESS 200 CFE搭載
「LANPARTY UT RDX200 CF-DR」が搭載するチップセットは、RADEON XPRESS 200のCrossFire対応版となるRADEON XPRESS 200 CrossFire EditionとサウスブリッジのSB450。CrossFire対応版と従来版の大きな違いはPCI Expressスロットの構成で、CrossFire対応版では帯域幅8レーンのPCI Express x16スロットを2基構成させることができる。
「LANPARTY UT RDX200 CF-DR」のスロット数はPCI Express x16×2、PCI Express x1×1、PCI×3、DIMM×4(デュアルチャネルDDR400、最大4GB)。CrossFire使用時は2基のPCI Express x16スロットはともに帯域幅8レーンとなるが、DFIによればビデオカードを1枚のみ使用する「Single VGA mode」では、16レーン/1レーン構成で動作させることができるという。
主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(8ポート、RAID対応)、IEEE 1394、8チャネルサウンド。BIOSメニューから操作できるチップセット/CPU/メモリ電圧調整機能や、取り外しが可能なオーディオポート「Karajan audio module」を備えるのも特徴だ。
なおSLIアダプタは付属しておらず、NVIDIA SLIが利用できるかどうかも不明。
□CrossFire(ATI Technologies)
http://www.ati.com/technology/crossfire/
□LANPARTY UT RDX200 CF-DR(DFI)
http://us.dfi.com.tw/Product/xx_product_spec_details_r_us.jsp?PAGE_TYPE=US&PRODUCT_ID=3669&SITE=US
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【2005年10月15日】CrossFire対応でプライマリ動作のRADEON X850/XTカード登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20051015/etc_cferadeon.html
【2005年9月27日】ついに姿を表したATIのマルチGPU技術「CrossFire」(多和田新也のニューアイテム診断室/PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0927/tawada60.htm
【2005年8月27日】ATI版SLIのCrossFire対応マザーがSAPPHIREから9月に登場か?
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050827/etc_crossfire.html
| (DFI LANPARTY UT RDX200 CF-DR) |
[撮影協力:スリートップ2号店]