LGA775マザーボードで初のRADEON XPRESS 200 CrossFire Editionチップセット搭載製品となる「PURE CrossFire II(PC-I7RD400)」がSAPPHIREから登場した。実売価格は18,860円~20,790円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
CrossFire対応のLGA775マザーボードはこれまでにi955Xチップセットを搭載したIntelの「D955XBK」が発売されているが、ATI製チップセットの搭載製品は今回が初めて。RADEON XPRESS 200 CrossFire EditionのIntel版は機能面でAMD版と大差はなく、CrossFire使用時に2基のPCI Express x16スロットがともに帯域幅8レーンで動作する点などもAMD版と同様だ。
「PURE CrossFire II」はFSB 1,066MHzをサポートし、CPUはデュアルコアのPentium DのほかPentium 4、Celeron Dに対応。スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x1×2、PCI×3、DIMM×4(デュアルチャネルDDR400、最大4GB)を装備している。主な搭載機能はGigabit Ethernet、IEEE 1394、Serial ATA(4ポート、RAID 0/1対応)、8チャネルサウンド。
1枚のビデオカードで使用する場合は、空きのPCI Express x16スロットへの付属ターミネータカードの装着が必要。また、マニュアルではCrossFire使用時はBIOSメニューでの設定が必要とされている。
Pentium 4を使ってCrossFire環境を作りたいという人にとっては貴重な製品といえる。
□PURE CrossFire II(Sapphire)
http://www.sapphiretech.com/en/products/mainboards_landing.php?gpid=126
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| (SAPPHIRE PC-I7RD400) |
[撮影協力:スリートップ2号店]