【 2005年11月19日号 】
	「Windows XP Tablet PC Edition」が発売、XP Proより若干高価

　2004年のWindows XP Media Center Edition 2005（MCE）に続いて、今度はWindows XPの派生OSとして「Windows XP Tablet PC Edition」が発売になった。MCEと同様にDSP（Delivery Service Partner）版としてハードウェアとのセット販売が条件になっている。実売価格はFDDとのセットの場合で21,500円程度（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

「Windows XP Tablet PC Edition」は、その名の通りタブレットを使ったペン操作をサポートしたOSで、ペン操作対応液晶パネルを搭載したノートPCにプリインストールされるかたちですでに利用実績がある。Windows XP Professionalにタブレット操作用のモジュールを追加したもので、タブレット操作を行わなければ機能や操作は通常のWindows XP Professionalと同じだ。

　先述のように、液晶パネルを回転させてキーボード上に折りたたんで使うペン操作可能ノートPCで使うというイメージのOSだが、今のとこれに対応した自作ノートPCのキットは存在せず、一般的なデスクトップPCやノートPCにインストールして外付けのタブレットデバイスを接続して使う以外に利用方法はない。ただし、対応ノートPCをベースにしたタブレットPCがドスパラなどでショップブランドとして販売される予定になっているので、いずれ単体でキットが出てくる可能性もありそうだ。

　クレバリーインターネット館では25日(金)以降に店頭デモを行う予定という。

　なお、マイクロソフト代理店の旭エレクトロニクスによれば、同社から出荷される製品は初回限定特典としてグラフィックスソフト入りCD-ROMや特製色鉛筆がプレゼントされるという。同社からの出荷製品は22日(火)から販売開始となる予定。

□Windows XP Tablet PC Edition/プレスリリース（マイクロソフト）
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/tabletpc/default.mspx
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2451
□旭エレクトロニクス
http://www.aec.co.jp/
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（Microsoft Windows XP Tablet PC Edition）

[撮影協力:クレバリー1号店とクレバリー2号店とZOA秋葉原本店]

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