TDP 25W版と見られるSocket 754対応Mobile Sempronの新モデルがバルク品で発売となった。実売価格はモデルナンバー3000+(クロック1.8GHz、2次キャッシュ128KB)が12,800円~13,800円、3100+(1.8GHz、256KB)が13,800円~14,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
これら2モデルは、1月上旬に登場した2600+と同じくTDPが25Wのタイプと見られるMobile Sempron。Mobile Sempronは62Wタイプもあるが、両タイプには基板表面の黒いラベルの配置が異なるなどの違いがある。今回の2モデルは基板の上側と下側に2枚のラベルが貼られており、こうした特徴は前述の25Wタイプの2600+と同じものだ。OPNは3000+が「SMS3000BQX2LF」、3100+が「SMS3100BQX3LF」。
低消費電力CPU志向の人には魅力的な製品だが、今のところ対応マザーボードなどの情報は不明。リスクはあるものの、自信のある人なら試してみるのもいいだろう。
なお、AMDの製品情報では、65Wモデルを「Mobile AMD Sempron Processors for Full-Size Notebooks」、25Wモデルを「Mobile AMD Sempron Processor for Thin and Light Notebooks」と称している。
□Mobile AMD Sempron Processor(Advanced Micro Devices)
http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_11600,00.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050115/etc_msemp62w.html
【2005年1月8日】Mobile Sempronが初登場、外観がPentium III似の2600+
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| (AMD Mobile Sempron) |
[撮影協力:パソコンショップ アーク]