YonahベースのデュアルコアXeon「Sossaman」(開発コード名)と対応マザーボードのエンジニアリングサンプルを使ったデモがUSER'S SIDE本店で始った。マザーボードはE7520チップセットを搭載したSUPERMICROのデュアルCPU対応マザーボード「X6DLP-4G2」が用いられている。製品版のCPU、マザーボードの入荷時期、価格は未定。
Sossamanは65nmプロセス製造のYonahことCore Duoがベースとされるブレードサーバー向けのXeonで、Core Duoと同様にデュアルコア構成になっているほか、消費電力が低いとされるのが特徴だ。
デモ機のマザーボードに搭載されている2基のCPUは、いずれもクーラーが取り付けられているため表面は見られないが、クーラーは現行のXeon用とは異なりCPUソケットとほぼ同サイズの小型のもので、発熱量の少なさが伺える。Windows XPのデバイスマネージャ上でのCPU名は「Intel(R) Dual Pentium(R) M CPU 000 @ 2.00GHz」で、4つの論理CPUとして認識されている。
ちなみに、デモで使用しているCPUクーラーはファン付きのものだが、マザーボードにはファンレスタイプ(要ケースファン等)のものが付属するとのこと。
使用しているマザーボードは、現地カリフォルニア時間の7日(火)にSUPERMICROから正式発表された「X6DLP-4G2」。9日(木)時点ではまだ詳細な製品情報は公開されていないが、デモ機ではPCI Express x8、PCI-X、PCIなどのスロットや、ATI RAGE XL、Adaptec AIC-7901Xといったコントローラチップを搭載しているのが確認できる。
□Supermicro Releases (31W) Low Voltage Dual-Core Xeon Server Solution(Supermicro)
http://www.supermicro.com/newsroom/pressreleases/2006/press020706.cfm
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【2005年12月10日】次期Pentium M用デュアルCPUマザーの写真と性能表が展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20051210/etc_x6dlp.html
| (SUPERMICRO X6DLP-4G2) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]