【 2006年8月19日号 】
ASUS製Socket Fマザー「KFN5-D SLI」の展示スタート
KFN5-D SLI KFN5-D SLI
KFN5-D SLI KFN5-D SLI

 NVIDIAのサーバ/ワークステーション向け最新チップセット「nForce Professional 3000」シリーズを搭載したASUSのSocket F対応マザーボード「KFN5-D SLI」のサンプルがTSUTKUMO eX.で展示中だ。製品の入荷時期、価格は未定。

 nForce Professional 3000シリーズは現地時間15日(火)に米NVIDIAが発表したサーバ/ワークステーション向けの新型チップセット。DDR2メモリをサポートした新型デュアルコアOpteronに対応するほか、28レーンのPCI Expressインターフェイスや3Gb/s対応Serial ATA(6ポート)、RAID 0/1/0+1/5、Gigabit Ethernet(2ポート)などの機能を備えるのが主な特徴となっている。

 ラインナップは、最大8プロセッサに対応する「nForce Professional 3600」とシングルプロセッサ対応の「nForce Professional 3400」で、このほかnForce Professional 3600の機能を拡張する「nForce Professional 3050」がある。nForce Professional 3600とnForce Professional 3050を組み合わせた場合は、56レーンのPCI Expressインターフェイス、12ポートのSerial ATA、4ポートのGigabit Ethernetなどの装備が可能になる。

 「KFN5-D SLI」はnForce Professional 3600/3050チップセットとSocket FタイプのCPUソケット2基を搭載したOpteron 2000シリーズ対応のマザーボード。スロットはPCI Express x16×2(1基はx8モードで動作、SLI対応)、PCI Express x1×1、PCI×1、DIMM×8(DDR2 533/667、ECC/Registeredタイプ対応、最大32GB)を備えている。

 主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(8ポート、RAID 0/1/0+1/5/JBOD対応)、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133対応)、6チャネルサウンド(光/同軸デジタル出力端子装備)。

 個人向けワークステーション用マザーボードとして注目を集めそうだ。


□nForce Professional/nForce Professional 3000シリーズプレスリリース(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/page/nforce_pro.html
http://www.nvidia.com/object/IO_34826.html
□KFN5-D SLI(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com/products4.aspx?l1=9&l2=39&l3=0&model=1271&modelmenu=1
□関連記事
【2006年8月19日】Socket F対応の新型Opteronが発売に、対応マザーボードも
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060819/etc_opteron.html
【2006年6月3日】次期Opteron用Socket Fの非動作サンプルマザーが展示
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060603/etc_socketf.html
【2005年3月5日】nForce Professional搭載Dual Opteron対応マザーが登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050305/etc_hdamex.html

 (ASUS KFN5-D SLI)

[撮影協力:TSUTKUMO eX.]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

[前の記事]: Socket F対応の新型Opteronが発売に、対応マザーも
[次の記事]: 未発表のNF-6100-405チップセット搭載マザーが登場

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.