ルータ本体のみでP2Pプロトコル「BitTorrent」によるファイルのダウンロードが行なえるというユニークな有線/無線ブロードバンドルータがプラネックスから発売された。実売価格は有線LANモデル「BRC-14VG-BT」が18,373円、IEEE 802.11g/b準拠無線LANモデル「BRC-W14VG-BT」が21,523円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
BitTorrentとは、ネットワーク上でサーバを使わずに個々のコンピュータ同士が通信を行なう(P2P:Peer-to-Peer)ことでファイル交換を行なうためのプロトコル。実際に使用するにはBitTorrentに対応したクライアントソフトをコンピュータで動作させる必要があるが、これら2製品にはBitTorrentが組み込まれており、コンピュータを起動していなくてもファイルをダウンロードすることができる。ダウンロード先はルータのUSBコネクタに接続された外付けHDD。BitTorrent用に常時PCを起動させているといったユーザーは注目の製品だろう。
本体裏面にはLAN/WANポート(10BASE-T/100BASE-TX)などのほかUSB 2.0ポートを2基装備。このほか、USBポートを使った機能としてファイルサーバ、プリントサーバ、Webサーバなどが搭載されている。
□BRC-14VG-BT/BRC-W14VG-BT(プラネックス)
http://www.planex.co.jp/product/router/brc-14vg-bt/
http://www.planex.co.jp/product/router/brc-w14vg-bt/
| (PLANEX BRC-14VG-BT/BRC-W14VG-BT) |
[撮影協力:クレバリー インターネット館]