ATI製GPUの最上位モデルRadeon X1950 XTXを搭載したビデオカードの店頭デモが実施中だ。
デモで使われているカードはSAPPHIRE製の「RADEON X1950XTX 512MB」。デモを行っているT-ZONE. PC DIY SHOPでは、2.31GHzにオーバークロックしたAthlon 64 3700+との組み合わせで3DMark05のスコアが9,857になったとしており、SLIやCrossFireを用いない単体ビデオカードとしては比較的高いスコアになっている。なお、デモ機は週末になってCPUがAthlon 64 X2 5000+(ES品)に換装されており、この条件では3DMark06のスコアは6,090付近。
Radeon X1950 XTXは加ATIが現地時間の8月23日(水)に発表した90nmプロセス製造のハイエンドGPU。DirectX 9.0 Shader Model 3.0をサポートするほか、コアクロック650MHz、ピクセルシェーダ数48、バーテックスシェーダ数8といったスペックは既存のRadeon X1900 XTXと同様だが、新たにGDDR4メモリを採用し、メモリクロックが1.55GHz→2GHzに向上している。
なおTSUKUMO eX.でもAthlon 64 X2 4800+との組み合わせでデモを実施中。3DMark06のスコアは6,049。
□Radeon X1950(ATI Technologies)
http://www.ati.com/products/radeonx1950/
□RADEON X1950 XTX(Sapphire)
http://www.sapphiretech.com/jn/products/products_overview.php?gpid=161&grp=3
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060909/etc_r1950pre.html
【2006年8月30日】GDDR4の採用で進化を遂げた「Radeon X1950 XTX」(多和田新也のニューアイテム診断室/PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0830/tawada83.htm
| (SAPPHIRE Radeon X1950) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.]