先週まで急騰の動きが続いていたメモリの価格が、今週は若干ながら沈静化。最安値では一部モデルで3,000円弱の上昇も見られるものの、平均値の上昇分はいずれも1,000円未満にとどまっている(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。
今週は、最安値でPC2-4200 1GB(8,694円→11,480円、+2,786円/+32.0%)とPC3200 1GB(10,000円→11,580円、+1,580円/+15.8%)が1,000円以上の目立った値上がりを見せているが、これは安値で販売していたショップの在庫が切れたことが主な原因。今週の仕入れ価格はほとんど上がらなかったというショップも多く、それを示すように平均値の上げ幅は全モデルが1,000円未満に留まっている。上昇基調そのものは変わらないが、その勢いは先週よりも弱まった印象だ。
まだ予断を許さない状況だが、ひとまず短期的な急騰の動きが収まりそうな気配を見せ始めたのは朗報と言えそうだ。
□関連記事
【2006年9月16日】メモリ価格は続騰、DDR2は最安値ベースで10%上昇
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060916/etc_memory.html
【2006年9月9日】メモリ価格は高騰へ?DDR2 1GBの店頭価格は20%上昇
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060909/etc_memory.html
| (メモリ) |
[撮影協力:TSUKUMO ex.とZOA 秋葉原本店]