オンラインゲーム用にネットワーク帯域を確保できる独自機能「XGCS(eXtream Gamepacket Control System)」を搭載したIEEE 802.11g/b無線ルータ「BLW-HPMM-G」がプラネックスから登場した。実売価格は16,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
特定のアプリケーションなどが使うネットワーク帯域を確保する技術としては「QoS(Quality of Service)」があり、これを搭載する製品は数多く発売されているが、XGCSはネットワークゲームに特化しているのが特徴。XGCSを使用するとゲーム用にネットワークの帯域があらかじめ確保され、プレイ中にファイルをダウンロードするなどの作業を行なっても、安定したゲームプレイができるという。
XGCSの設定を行なう画面では、ゲーム用に帯域を何%割り当てるかなどを指定できる。ただし、ここではゲームをプレイするPCのIPアドレスを指定しなければならないため、対象のPCに手動でIPアドレスを割り当てる必要がある。
このほか、9月に登場した「BRC-14VG-BT」など同様に、P2Pネットワーク「BitTorrent」でのファイルのダウンロードがPC無しで行なえる機能も搭載。無線LAN機能にはRalinkの高速化/長距離化技術の「MIMO XR」が用いられている。
付属品はACアダプタ、ストレートLANケーブル、オンラインゲーム「ブライトキングダム」、ダウンロード高速化ソフト「INTERNET POWER DOWNLOAD 3.0」(体験版)など。
□BLW-HPMM-G/オンラインゲーム用の設定方法(プラネックスコミュニケーションズ)
http://planex.co.jp/product/router/blw-hpmm-g-2.shtml
http://www.planex.co.jp/support/download/router/blw-hpmm-g/html/menu-3-5-6.html
□関連記事
【2006年9月16日】単体でBitTorrentに対応した有線/無線ルーターが登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060916/etc_brc14v.html
| (PLANEX BLW-HPMM-G) |
[撮影協力:フェイス秋葉原本店とTWOTOP秋葉原本店]