Windows Vistaの発売を前にして、開発者向けのサポート拠点「Developer Support Center」がオープンすることになった。開設場所はLAOX THE COMPUTER館の3Fで、オープンは来週から。現在はオープンに向けた準備が進められている。
この「Developer Support Center」は、プロからアマチュアまで広い範囲を対象とした開発者向けのサポートセンター。コンセプトは「デベロッパーのタッチアンドトライコーナー」で、MSDNで提供される最新版のWindows Vista Ultimateを使った自作ソフトやUSBデバイスの動作検証が自由に行えるほか、Vistaでの開発に必要な書籍やドキュメントなどが常備されるという。運営はインプレスジャパンで、同社が実施する「Windows Vistaソフトウェアコンテスト」のサポート拠点も兼ねる。
また、注目されるのが毎週金曜日夕方に実施されるマイクロソフトエヴァンジェリストによるVistaの技術解説。この解説は、技術者向けに特化した内容で、その場での質疑も受け付けるという。なお、それ以外の期間は質問箱と掲示板による質疑対応が行われる予定で、専門担当者は常駐しない。
一般ユーザー向けのイベントコーナーが開設されるのはよくあるが、こうした開発者向けサポートコーナーが店頭に開設されるのは珍しい。自作ソフト/ハードの動作状況が気になる人や、「Windowsの内側」に興味を持つ人などは折を見て足を運んでみるのもいいだろう。
□「Windows Vista対応支援センター」を開始(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2887
□Windows Vistaソフトウェアコンテスト(インプレスジャパン)
| (Microsoft Windows Vista) |
[撮影協力:LAOX THE COMPUTER館]