5台の3.5インチHDDを裸のまま積み重ねて使うHDDケース「五重の塔(PHC-355)」がフリーダムから登場した。実売価格は1,900円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
今年一気に広まった「裸でHDDを使う」スタイルの進化系ともいえるこの製品だが、外見は「一般的なPCケースの3.5インチシャドウベイをそのまま外に出した」という風。おそらく、タワー型ケースについているドライブ用金属トレイを流用した製品と見られる。
HDDはアタッチメントとレールを介してスライド固定する仕組みになっている。背面や前面にはパネルはなく、底面に台座のような機構もないが、反面、ケーブル類をそのまま自由に引き回せるのがメリットと言えるだろう。また、側面には市販の80~120mmサイズのファンを装着することも可能。
本体サイズは幅110×高さ165×奥行き118mm。
タワー型ケース内の部品と同じと言えば聞こえは悪いが、手軽にHDDを固定する手段として確実に使えるのは確か。見た目や設置条件にこだわりがなければ、こうした製品を使うのも一つの方法と言えるだろう。
□五重の塔(フリーダム)
http://www.freedom-pc.com/ideaitem/355.html
| (フリーダム 五重の塔) |
[撮影協力:浜田電機とツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.とカクタソフマップと高速電脳]