Windows Vistaのソフト・ハード開発者をサポートする開発者向けサポート拠点として「Developer Support Center」がLAOX THE COMPUTER館の3Fに8日(金)オープンした。
この「Developer Support Center」は、「デベロッパーのタッチアンドトライコーナー」を目的としたもので、対象とする利用者はプロからアマチュアまでと幅広い。センター内にはWindows Vista UltimateがインストールされたPCが6台用意され、自作ソフトやUSBデバイスを自ら持ち込み、動作検証が自由に行えるほか、Vistaでの開発に必要な書籍やドキュメントなどが常備されている(書籍に関しては整備中)。
PCの内訳はデスクトップ3台、ノート3台で、デスクトップに関しては仕様の異なるPCが用意されているため、検証の際にスペック差を利用することなどもできそうだ。デスクトップPCの内訳は、Windowsエクスペリエンスインデックス値5.4のCore 2 Extreme QX6700搭載PC、同2.9でメモリ512MB/Pentium D 3GHz搭載のPC、同3.4でCore 2 T5600搭載の小型ブックPC。
これらのPCにはOffice 2007 UltimateやWebで公開されている開発用資料もインストールされており、自由に利用することが可能。後者の資料についてはUSBメモリなどにコピーしての持ち出しも可能という。
また注目されるのが毎週金曜日夕方に実施されるマイクロソフトエヴァンジェリストによるVistaの技術解説。この解説は、技術者向けに特化した内容で、その場での質疑も受け付けるという。なお、それ以外の期間は質問箱と掲示板による質疑対応が行われる予定で、専門担当者は常駐しない。
第一回となる来週は、Windowsプラットフォームマーケティング テクニカルエヴァンジェリストの佐藤 実氏による解説「Windows Vista世代でWebサイトはこう変わる!」が行われる予定。時間は17時から。
センターの運営はインプレスジャパンで、同社が実施する「Windows Vistaソフトウェアコンテスト」のサポート拠点も兼ねる。また、弊誌ではインプレスジャパンとの提携連載「Vista開発サポセン週報」を来週号より掲載していく予定だ。
□「Windows Vista対応支援センター」を開始(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2887
□Windows Vistaソフトウェアコンテスト(インプレスジャパン)
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【2006年12月2日】Vistaの開発者向けサポート拠点が来週ザコンにオープン
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061202/etc_msdev.html
| (Microsoft Windows Vista) |
[撮影協力:LAOX THE COMPUTER館]