【 2006年12月9日号 】
久々のONKYO製サウンドカードが発売に、高音質がウリ
SE-200PCI SE-200PCI
SE-200PCI SE-200PCI
SE-200PCI SE-200PCI

 S/N比115dBのアナログ出力や24bit/192kHzのデジタル出力をウリとするオンキヨー製サウンドカード「SE-200PCI」が発売された。実売価格は16,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。音質の高さをウリとする同社製サウンドカードだが、7.1ch対応品は2年ぶりのリニューアルとなる。

 この「SE-200PCI」は、2004年に発売された「SE-150PCI」の改良モデル。基板構成や採用部品の変更で、S/N比の向上(110dB→115dB(2チャネルアナログ出力時))や、デジタル出力の強化(24bit/192kHzへの対応など)が図られているのが最大の特徴。

 具体的に挙げられている強化点は、クロック偏差が±10PPMという超高精度の水晶発振子を採用したり、電位の安定化を図るという銅バスプレートを7.1チャネル出力回路にも用いたり(「SE-150PCI」では2チャネル出力回路のみに使用)するといった点。DACは高級オーディオアンプでも用いられているWolfson製「WM8740」を採用。サウンドコントローラには「SE-150PCI」と同じVIAの「Envy24HT」を搭載する。

 ブラケット部にはアナログステレオ出力(RCA)、光デジタル入出力(入出力各1基、角型)、マルチ入出力(ミニD-Sub 15ピン)の各端子を装備。付属の変換ケーブルをマルチ入出力端子に接続することで、7.1チャネルアナログ出力などが使用できる。


□SE-200PCI(オンキヨー)
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/se200pci
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041120/etc_onkyo.html

 (ONKYO SE-200PCI)

[撮影協力:TSUKUMO eX.ドスパラ秋葉原本店PC-Success本店浜田電機]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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