IntelのCore 2販促キャンペーンイベント「Intel in AKIBA Returns」が秋葉原で実施中だ。場所はCAFE SOLARE Linux Cafe秋葉原店(ブロックD2-[e2)で、実施期間は16日(土)~17日(日)。このイベントは、9月から10月にかけて行われた大型キャンペーン「Intel in AKIBA」に続く第2弾。
第1弾イベントは発売直後のCore 2 Duoを前面に押し出す内容だったが、第2弾はクアッドコアのCore 2 Extreme QX6700も含めたCore 2シリーズ全体をアピールする内容になっている。会場内では、ASUS、MSI、GIGABYTE、Shuttleといった自作PCユーザーにおなじみのメーカーが最新PCを出品してデモを行っているほか、PCをスライド方式で設置できるユニークな大型液晶ディスプレイをQUIXUNが展示中。また、各メーカー担当者によるプレゼンテーションも行われている。
展示デモ機については、自作PCユーザーにとって目新しいものはさほどないものの、どのメーカーも最新ゲームでのデモを行っているので、最新PC環境でのスピードを体感するのにはいいチャンスだ。GIGABYTEは、Core 2 Duo E6700とGeForce 8800 GTS搭載ビデオカードを搭載したPCで21日(木)発売のカーレースゲーム「NEED FOR SPEED CARBON日本語版」をデモ中。ASUSはゲーム用に構成したというCore 2 Duo E6700とGeForce 7950 GX2搭載ビデオカードのPCを動作させている。
PCを内蔵できる42インチ液晶テレビ「GRAND OPERA」をデモしているのはQUIXUN。本体の左側面にPC専用スロットがあり、これによりPCのメンテナンスやアップグレードが簡単にできるという。現時点で内蔵できるのはラインナップとしてCeleron M 380搭載PCしかないが、将来的にはこれも拡充される見込み。会場内では、この製品を使ってリモコンだけで操作可能なWebブラウザ「lipii2」もデモしている。Webのリンク先に数字を自動で埋め込み、リモコンの数字キー入力だけでWebブラウザの操作できるというのが特徴で、Windows Vistaにも対応しているという。
プレゼンテーションは、Intel、MSI、Microsoftの担当者が1回30分程度行っている。いずれもCore 2シリーズやWindows Vista関連の内容で、やや材料出尽くし感もあるが、いくつか自作PCユーザーにとって興味深いデモも見られた。Intel 梶原武志氏のプレゼンテーションでは、デュアルコアとクアッドコアの比較デモとして、3DMarkでおなじみのFutureMarkが開発したマルチスレッド対応の3Dベンチマークソフト「Ice Storm Fighters」を動作させ、クアッドコアとデュアルコアでの動作スピードの違いを視覚で訴えていた。これはIDF 2006で公開されたデモで、一般向けに行われるのは珍しい。
“神様”ことIntel天野伸彦氏も登場したものの、Core 2シリーズのアーキテクチャをおさらいする内容でサプライズはなし。同氏によると「17日(日)にとっておきます」とのこと。気になる人は足を運んでみるといいだろう。
□インテル
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[撮影協力: インテル]