CPUの新製品 2007年1月13日号
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

【CPUの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

CPU
|Intel Core 2 Quad Q6600
(LGA775用CPU,クアッドコア,2.4GHz,4MB×2
 ,FSB1066MHz,リテールパッケージ)
109,680TWOTOP秋葉原本店
109,700フェイス秋葉原本店
109,780TSUKUMO eX.3F
109,780ツクモパソコン本店IIB1F
109,800PC-Success本店
109,800パソコンショップ アーク
109,990ドスパラ アキバ店B1F
109,990ドスパラ秋葉原Prime館
110,218クレバリー1号店2F
112,350USER'S SIDE本店
112,480スリートップ2号店
113,480高速電脳
114,980ドスパラ秋葉原本店
115,290T-ZONE. PC DIY SHOP
写真写真
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 動作クロックとTDPが低下し、価格もやや下がったクアッドコアのLGA775用CPU。ブランドは初の「Core 2 Quad」で、プロセッサ・ナンバはQ6600。

 IntelのデスクトップPC向けクアッドコアCPUとしては、Core 2 Extreme QX6700(動作クロック2.66GHz/実売価格12万円前後)が昨年11月に発売されているが、Core 2 Extremeは「ハイエンド向け」とされていたのに対し、今回の製品は(Core 2 Duoと同じ)メインストリーム向けに位置付けられている。

 Core 2 QuadはCore 2 Extremeと同じく、「2個のCore 2 Duoをワンパッケージ化したことで、クアッドコアを実現した」ようなかたちのクアッドコアCPU。クロックは2.66GHz→2.4GHzと下がっているが、TDPが105W前後に下がっている(QX6700は130W)のが特長。FSB 1,066MHz、2次キャッシュ8MB(2コアあたり4MB)といった基本スペックはQX6700と同じ。

 そのほか、パッケージ側面に貼ってあるラベルでは、最大CPUコア電圧1.35V、sSpec「SL9UM」といったスペックが確認できる。また、パッケージデザインはマイナーチェンジされ、表面にはCore 2 Quadのロゴマークなどがあるのみのシンプルなものになっている。

 対応マザーボードについては、Core 2 QuadがクアッドコアCore 2 Extremeと同じKentsfieldコアであることから、Kentsfieldやクアッドコアへの対応をうたっているLGA775マザーボードならCore 2 Quadにも対応していると見られる。

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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061118/etc_qx67.html
【2006年9月29日】年内に投入され、45nmで普及を目指すIntelのクアッドコア(PC Watch/後藤弘茂のWeekly海外ニュース)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0929/kaigai305.htm

[撮影協力:ドスパラ秋葉原Prime館T-ZONE. PC DIY SHOPドスパラ秋葉原本店]

|Intel Xeon X3210
(LGA775用CPU,クアッドコア,2.13GHz,4MB×2
 ,FSB1066MHz,リテールパッケージ)
94,290USER'S SIDE本店
|Intel Xeon X3220
(LGA775用CPU,クアッドコア,2.4GHz,4MB×2
 ,FSB1066MHz,リテールパッケージ)
116,340USER'S SIDE本店
写真写真
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 LGA775用Xeonでは初めてのクアッドコアモデル。下位モデルのX3210は実売価格約9万5千円で、LGA775用では初の「10万円割れクアッドコアCPU」となる。

 これらのCPUは、Core 2 Quad Q6600などと同じKentsfieldコアを採用するとされるもの。コアの基本スペックも共通で、2コア×2ダイ=4コアをワンパッケージに収めた構造や4MB×2の2次キャッシュ、1,066MHzのFSBなども変わりない。TDPについては「105W」(USER'S SIDE本店)とされている。動作クロックは上位のX3220がCore 2 Quad Q6600と同じ2.4GHzで、「10万円割れ」のX3210が2.13GHz。

 対応マザーボードについては「TyanやSUPERMICROの最近の製品は対応しているものが多く、その他のメーカーでも保証外ながら動くものが多い」(USER'S SIDE本店)という。

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【2006年9月30日】LGA775版Xeon 3000シリーズ登場、Core 2とほぼ同仕様
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[撮影協力:USER'S SIDE本店]


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