アキバ店員のPCパーツウォッチ(Core 2 Quad Q6600 / SE-200PCI)

	【 2007年1月20日号】
	アキバ店員のPCパーツウォッチ(Core 2 Quad Q6600 / SE-200PCI)

　このコーナーは、最近発売された気になるPCパーツの「その後」をショップ店員に聞くコーナーです。ショップ店員による売れ行き動向やアドバイスなど、購入等の参考としてご活用下さい。なお、今後調査して欲しい製品などがありましたら、ページ末尾のフォームをご利用下さい。記事作成時の参考とさせて頂きます。

|●Intel Core 2 Quad Q6600

　Intel製デスクトップPC向けクアッドコアCPUの下位モデル「Core 2 Quad Q6600」が発売された。上位モデルであるCore 2 Extreme QX6700と比較してTDPが130W→105Wに下がっているという特徴はあるものの、価格差がQX6700と1万円程度しかない事もあり、多くのショップで低調な売れ行きとなっている。

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【1月13日号】クアッドコアのクロック/TDPダウン版Core 2 Quad Q6600発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070113/etc_q66.html

TSUKUMO eX.
　売れていない訳では無いんですが、QX6700のような人気は無いですね。やはり、QX6700と価格差があまり無いので……。ただ、QX6700を購入する人はエンコード以外にゲームもやる、という人が多いんですが、Q6600の場合はエンコードメインでゲームはやらない、という風に目的がはっきりしている人が多いみたいです。ですから、そういう意味ではQX6700と棲み分けが出来ていて、いいのかなという気もします。
　

T-ZONE. PC DIY SHOP
　ぼちぼちですねぇ……QX6700のほうが売れているんじゃないかと。個人的にはやっぱり価格が10万を切って、7～8万くらいにならないと厳しいと思いますね。
　

USER'S SIDE本店
　動きとしてはあまり良くないですね。正直、QX6700と2万円ぐらいしか違っていない訳で、これが9万円とか8万円台後半だったら違うと思うんですが。ちなみにXeon X3210ならLGA775用クアッドコアで10万円を割ってるんですが、ブランドが「Xeon」なことと、対応をうたうマザーボードが少ない（SUPERMICRO、Tyan、ASUSなど）こともあって、やはり動きが鈍いですね……。
　

クレバリー1号店
　値段が約11万円と高いこともあって動いていないですね。TDPが105W（上位モデルのQX6700は130W）でクアッドコアCPUとしては一番低い発熱という特徴はありますが、10万円を超える製品を求める方はその辺をあまり気にしていないみたいです。もっと下がってTDPが80W位だったら話は違っていたとは思うんですけどね。なんとか売れるように自社Blogのお薦め商品としても紹介しているのですが反応は面白いくらいに無いです。
　

パソコンショップアーク
　Core 2 Quadですか……、無理っす。10万円超えてますし、あの価格だとExtremeの方を買いますからね。もうちょっと安いモデルが出てくるのを期待ですねぇ。
　

スリートップ2号店
　駄目だね、ぜんぜん売れてないよ。興味を持ってる人がかなり少ないみたい。QuadコアのQX6700の売れ行きがよかったから、多少は売れるかと思ったんだけど……。価格が高いし、ハイエンドモデルでもないから位置付けが微妙なのかもしれないね。
　

|●オンキヨー SE-200PCI

　高音質設計で定評のあるオンキヨーから7.1ch対応のPCIサウンドカード「SE-200PCI」が発売された。同社の7.1ch対応製品は約2年ぶりということもあり、多くのショップで非常に好調な売れ行きを見せている。前モデル「SE-150PCI」は定番サウンドカードとして今日まで安定した人気を集めていただけに、今回のモデルも順調な売れ行きが期待できそうだ。

□関連記事
【2006年12月9日号】久々のONKYO製サウンドカードが発売に、高音質がウリ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061209/etc_onkyo.html

TSUKUMO eX.
　予約特典の効果もあって発売時は爆発的に売れました。今でもサウンドカードの中では一番売れていて、現行のCreative製品を全部合わせても足りないくらいの数量が出ています。「これを買っておけば安心」というのもあるのかもしれません。まあ、オンキヨー久々の新製品ですし、売れてもらわないと困るんですが（笑）。
　

PC-Success
　めちゃくちゃ売れてますよ、すごい売れ行きですね。価格の問い合わせなども多く、関心度の高さを感じます。SE-200PCIの影響なのかスピーカーなどの売れ行きもいいんですよね。最近はPC周りのオーディオ環境を強化する人が増えてきているようです。
　

高速電脳
　いや、結構売れましたね。人気シリーズの後継なので、発売前から問い合わせもありまして、今でも順調に売れてます。なぜかカード単品で買われて行く方よりも、PC一式で買われて行く方が多くて、買い替えというよりも「この機会にPCを新調する」という方が目立つ気がします。
　

ドスパラ秋葉原本店
　バカ売れですよ。ここ1年以内のサウンドカードの中では一番動いていますね。利用目的は3Dゲームやホームシアター向けじゃないですか？秋葉原に来ているお客様は耳が肥えている人が多いですからね。私も実際に使って音楽CDやDVDの音を聞いてみたのですが、オンボードサウンドと比較して凄く良くなりましたよ。
　

フェイス
　おおむね好調ですね。買われる方は、昔から自作をやっているベテランの方か、「これから自作をするんです」という初心者の両極端に別れるのが特徴かも知れません。評判もいいので、今後もコンスタントに売れそうです。
　

BLESS 秋葉原本店
　うちはサウンドカードはあまり出ていなかったのですが、この製品はかなり出ています。アナログ出力がSN比115dBでいい音を出しますし、デジタルは7.1ch出力が可能なので人気が高いようです。ちなみに、7.1chを視聴してみたのですが臨場感があってとても良かったです。PCでの映画鑑賞やゲームに向いていると思いますよ。
　

クレバリーインターネット館
　待っていた人はかなり多かったようで、スタートダッシュは好調でした。さすがオンキヨーといったところですね。音質がいいカードなので、あとは安定したドライバを出してくれればと思います。オンキヨーは過去にドライバの出来が酷いモデルもあったので、そこだけが心配なんですよね（笑）。まあ、買って使ってみた感じでは今のところ安定していので大丈夫そうですけど。
　

ドスパラ秋葉原Prime館
　この分野ではやっぱりSoundBlasterが強いですねぇ。SE-150PCIと比べて「すごい変わった」というわけではないので、SE-150PCIで満足されている方が多いような気もします。サウンドカードとしては、東京スタイルのPCI Express x1製品「S010」もSE-200PCIと同じぐらい出てますね。
　

浜田電機
　オンキヨーファンの方が買っていっている感じですね。飛ぶようには売れませんけど、そこそこ売れ行きはいいですよ。あと、中には「MADE IN JAPAN」の文字に惹かれて購入していく方もいますね（笑）。
　

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