一世を風靡した玄人志向のNAS自作キット「玄箱」の最上位モデル。NAS自作キットとしての側面よりも「Linuxサーバ自作キット」の側面が強調されており、HDDレスでも動作する。 HDDレスでの動作は、新たに搭載されたOSインストール用フラッシュメモリ(256MB)を利用するもの。従来同様、HDDにOSをインストールする使い方も可能で、ブートローダ「U-Boot」を使ってHDD/フラッシュメモリから選択して起動することも可能。 主なスペックは、CPUがARM9ベースのMarvell 88F5182 400MHz、メモリ128MB(DDR2)、OSがLinux(カーネル2.6.12.6、telnet/sambaインストール済み)、筐体サイズが幅60×高さ163.3×奥行き215.5mm。 インターフェイスは1000Base-T LAN(1ポート)、USB(2ポート)、Serial ATA(2ポート、1ポートはHDDに使用)、PCI Express x1(1スロット、カード内蔵スペースはなし)などを備えている。なお、玄箱シリーズでは初めてSerial ATAにネィティブ対応していることや、HDD取り付け基板の着脱を前面から行えるのも特徴。 付属品はLinux、gcc-3.4.4、glibc-2.3.6などを収録したCD-ROM。 なお、ツクモパソコン本店IIでは3/10(土)に「KURO-BOX/PRO」のイベントを実施予定。当日は同ブランドの「サングラス男」による製品解説などが行なわれる見込み。 □関連記事 【2004年11月6日】NAS自作キット「玄箱」にGigabit Ethernet対応モデルが登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041106/etc_kuroboxhg.html 【2004年2月28日】玄人志向からHDDレスのNAS組み立てキット「玄箱」発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040228/etc_kurobako.html
[撮影協力:パソコンハウス東映とT-ZONE. PC DIY SHOPとクレバリー インターネット館とTSUKUMO eX.とクレバリー1号店とLAOX THE COMPUTER館]
|