【 2007年3月24日号 】
Raptor X用の窓付きHTPCケース発売、高級カセットデッキ風
SST-CW01B-WDR SST-CW01B-WDR
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 WesternDigitalの透明窓付きHDD、Raptor Xシリーズ用の窓付きHDDベイを前面に備えたHTPC向けデスクトップケース「SST-CW01B-WDR」がSilverStoneから発売された。実売価格は39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 この製品は1月に発売されたHTPC向けケース「SST-CW01B-R」のバリエーションモデル。前面右側にRaptor X用ベイを備えているのが主な違いになっている。HDDをこのベイに垂直に立て、HDDの天井部をケース前面の透明窓から見えるようにすることで、HDD内部の動きがPCケースの外からでも確認できる。横置きHTPCケースの正面からHDDの内部ディスクが回転している様子が見える点は、どことなく往年のカセッテープトデッキのような雰囲気だ。

 筐体のサイズやドライブベイ数などのスペックは「SST-CW01B-R」と同じ。筐体サイズは幅425×高さ170×奥行き443mm、ドライベイ数は5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×6。冷却ファンは80mmサイズ(2,050rpm、21dB)を底面と背面に各2基備えている。電源は非搭載(ATXタイプが搭載可能)。また、このほかにUSB接続のメモリーカードリーダーを内蔵しているという特徴もある。

 Raptor Xを一般的なPCケースに内蔵すると透明窓は隠れてしまうが、この製品を使えばむしろ強調されることになる。ビジュアル重視のユーザーからは注目される製品と言えそうだ。


□SST-CW01-WDR(SilverStone Technology)
http://www.silverstonetek.com/products/cw01wd/cw01wd.html
□関連記事
【2007年2月17日】Raptor X用の窓がフロントについたHTPCケースが展示
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070217/etc_cw01wdpre.html
【2007年1月13日】SST-CW01S-R/B-R(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070113/ni_i_cs.html#sstcw01
【2006年4月29日】Raptor X用マウンタが用意されているタワー型ケースが登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060429/etc_aguila.html
【2006年2月11日】ヘッドの動きが見える透明窓付きHDD「WD Raptor X」発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060211/etc_raptorx.html

 (SilverStone SST-CW01B-WDR)

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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