【 2006年4月29日号 】
Raptor X用マウンタが用意されているタワー型ケースが登場
Aguila/ARMOR Jr. Aguila/ARMOR Jr.
Aguila/ARMOR Jr. Aguila/ARMOR Jr.
Aguila/ARMOR Jr. Aguila/ARMOR Jr.
 Western Digitalの「窓付きHDD」こと「WD Raptor X」をディスプレイするためのオプションパーツが用意されているというユニークなATXタワーケース「ARMOR Jr.」「Aguila」がThermaltakeから登場した。

 実売価格は「ARMOR Jr.」のシルバータイプ(VC3000SWA)が19,800円、ブラックタイプ(VC3000BNS)が16,800円、「Aguila」のシルバータイプ(VD1000SNA)が25,800円、ブラックタイプ(VD1000BWS)が22,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 ただし、オプションパーツ「A2407」の入荷時期は未定。また、「VC3000BNS」と「VD1000SNA」はパーツの装着は可能だが、サイドパネルに窓がないためパネル越しに「WD Raptor X」を見ることはできないので要注意。

 本体の表面に備えた窓越しに、ディスクやヘッドの動く様子が見られるHDDとして大いに話題となった「WD Raptor X」だが、それを普通のシャドウベイにそのまま取り付けたのでは、ベイなどに視線を遮られて意味がなくなってしまう。そこで登場するのがこの「ARMOR Jr.」と「Aguila」の2製品だ。

 ユニークなのが、同社が「WD Raptor X」用オプションとうたっている「A2407」という増設用の3.5インチシャドウベイ。別段、凝った仕掛けなどがあるわけではないが、筐体内にベイを垂直に設置できるという点がミソ。つまり、「WD Raptor X」を垂直にしてこのベイに装着すれば、サイドパネルの窓からHDDの表面が見られるようになるというわけだ。まさに「WD Raptor X」をディスプレイするために作られた究極のパーツと言えよう。

 このほか、BTXフォームファクタに変更できるオプションパーツ「BTXアップグレードキット(A2339)」が用意されている(両製品に対応)ほか、「Aguila」は前面カバーを付け替えて右開き、左開きのどちらにもできるのも特徴だ。

 筐体サイズは「ARMOR Jr.」が高さ478×幅210×奥行き495mm、「Aguila」が高さ478×幅210×奥行き520mm。ドライブベイ数は両製品とも5インチ×5、3.5インチ×2、3.5インチシャドウ×4。


□Aguila/ARMOR Jr.(Thermaltake)
http://www.thermaltake.com/product/Chassis/midtower/aguila/vd1000bws.asp
http://www.thermaltake.com/product/Chassis/midtower/armorjr/vc3000swa.asp
□関連記事
【2006年2月11日】ヘッドの動きが見える透明窓付きHDD「WD Raptor X」発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060211/etc_raptorx.html
【2005年2月26日】ファンレス運用も可能なデザイン志向PCケース「Armor」発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050226/etc_armor.html

 (Thermaltake Aguila)
 (Thermaltake ARMOR Jr.)

[撮影協力:ツクモ ケース王国]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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