パッシブダクトを2基備え、Quad FXへの対応をうたったThermaltakeのATXタワーケース。観音開きの前面扉を特徴とする同社「Armor」がベースになっている。材質はスチールでカラーはブラック。 Quad FXは、デュアルコアCPUのAthlon 64 FX-70シリーズを2個用いて、システム全体で4コアを実現するものだが、「Armor Extreme Edition」はそれに合わせてCPU冷却用のパッシブダクトを2基備えているのが特徴。ダクトとCPUクーラーの間に隙間ができないよう、ダクトの先端には筒状のスポンジが付けられている。 なお、現時点で販売を確認しているQuad FX対応マザーボードはASUSの「L1N64-SLI WS」のみだが、この製品は「L1N64-SLI WSとの組み合わせを前提にした設計になっている」(USER'S SIDE本店)という。 また、冷却用に多数のケースファンを装備しているのも特徴。フロントに120mmタイプ(吸気)、トップに120mmタイプと90mmタイプ(ともに排気)、リアに90mmタイプ(排気)の計4基を備えている。ファン回転数/ノイズレベルは120mmタイプが1,300rpm/17dB、90mmタイプが1,800rpm/19dB。120mmタイプは青色LEDを内蔵している。 本体サイズは高さ530×幅220×奥行き560mm。ドライブベイ数は5インチ×11、3.5インチシャドウ×5。フロントのドライブベイは全て5インチタイプで、付属の3.5インチベイパネルやスイッチパネル(電源スイッチ、HDDアクセスLEDなどを装備)などが装着できる。電源は非搭載(ATXタイプが搭載可能)。 アルミ製/シルバータイプの「VA8004BNS」も週内入荷予定。予価は「29,800円前後」(USER'S SIDE本店)とのこと。 □関連記事 【2007年2月3日】初のQuad FX対応マザー「L1N64-SLI WS」が発売に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070203/etc_asus.html 【2007年1月27日】Quad FX対応のAthlon 64 FX-70シリーズが発売に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070127/etc_at64fx.html 【2005年2月26日】Armor(VA8000BWS)(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050226/ni_i_cs.html#armor2
[撮影協力:USER'S SIDE本店]
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