容量1,000WクラスのATX電源ユニットとしては奥行きが140mmと短い製品が登場、OCZ製「GameXStream Power Supply」の1,010Wモデル「OCZGXS1010」が発売された。実売価格は46,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
1,000Wクラスの電源は筐体の奥行きが175~230mm程度と長い製品がほとんどだが、この製品は標準的なATX電源とほぼ同じ140mmなのが特長。サーバ向けなどではない一般的なPCケースにも搭載できる大容量電源として、注目の存在と言えそうだ。
主な電圧ラインの電流値は+3.3V/30A、+5V/30A、+12V/66A(4系統、各20A)。PCI Express電源コネクタは4基備え、NVIDIA SLIとATI CrossFireをサポートしている。電源ファンのサイズは120mm(青色LED内蔵)。
なお、今週サイズから発売されたEnhance製1,000W ATX電源「ENP-6610G」も、奥行きが160mmと比較的短いタイプだ。こちらは、高静粛性(20.45~33.71dB)をうたう大型の135mmファンを搭載するのが特徴となっている。実売価格は約3万円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□GameXStream Power Supply(OCZ Technology)
http://www.ocztechnology.com/products/power_management/ocz_gamexstream_power_supply-nvidia_sli_ready_
□ENP-6610G(サイズ)
http://www.scythe.co.jp/power/ego.html
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【2007年1月27日】玄人志向 KRPW-1000W(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070127/ni_i_pw.html#krpw1000w
【2006年10月28日】奥行き175mmの1000W電源が登場、12Vの振り分け自由
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061028/etc_gigaez.html
| (OCZ OCZGXS1010) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]