【 2007年4月21日号 】
C7搭載のNano-ITXマザー「EPIA NX」が登場、1.2/1.5GHz
EPIA NXシリーズ EPIA NXシリーズ
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 CPUにC7 1.2/1.5GHzを採用するNano-ITXマザーボード「EPIA NX」シリーズ2製品が発売された。C3系CPUを搭載した初代Nano-ITXマザーボードよりもハイスペックなことが特徴だ。実売価格はいずれも4万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 発売された製品は、C7 1.2GHz(Eden 1.2GHz)採用のファンレスモデル「EPIA NX12000EG」とC7 1.5GHz採用のファン付きクーラーモデル「EPIA NX15000G」の2タイプ。CPUクロックと付属CPUクーラー以外の仕様は共通で、12cm×12cmのNano-ITXマザーボード内にチップセット内蔵VGAやLAN、サウンド機能、Serial ATA、パラレルIDEなどを搭載している。拡張スロットはmini-PCI×1(基板裏面)とDDR2 SO-DIMM1(DDR2 533対応)×1。採用チップセットはGPUとしてUniChrome Pro IIを内蔵するワンチップタイプ「CX700M2」だ。

 なお、LANとSerial ATA以外のオンボード機能は全てヘッダピンで実装されており、VGAとUSB、パラレルIDEについては専用ケーブルが付属するものの、そのほかについては別途変換ケーブルが必要となる。スペック上はSビデオ出力やコンポーネント出力にも対応するとされているが、これらの出力ケーブルもやはり別売。また、基板上の電源入力ケーブルは12ピンの特殊タイプだが、これを通常の電源と接続する変換ケーブルも付属している。

 価格に関しては、最近のEPIAシリーズ同様、低クロックのファンレスモデル「EPIA NX12000EG」の方が高クロックのファン付きモデル「EPIA NX15000G」よりもやや高い。

 なお、今週は久々の新型Nano-ITXケース「Square Zero」も発売されている。実売価格は16,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。


□EPIA-NX(VIA)
http://www.via.com.tw/en/products/mainboards/motherboards.jsp?motherboard_id=470

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【2007年3月31日】手のひらサイズ「pico-ITX」マザー予約開始、CPUは1GHz
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070331/etc_via.html
【2005年11月26日】Nano-ITXマザーボードが2モデル発売、対応ケースも同時
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20051126/etc_nanoitx.html

 (VIA EPIA NXシリーズ)

[撮影協力:パソコンショップ アーク高速電脳]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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