光学ドライブを垂直に装着するユニークな5インチベイを備えたデザイン志向のタワー型ケース「R-2 TOAST」がサイズから発売された。本体カラーはブラックとホワイトの2タイプで、販売価格はそれぞれ約9,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
フロントパネルのシンプルなデザインと、四角く窪んだ部分が特徴的なこのPCケース。この窪んだ部分は5インチベイの一部で、この下側に光学ドライブを垂直にして装着するというユニークな構造になっている。ドライブを装着した状態でトレイを開くと、この窪んだ部分からトレイの表面が垂直に顔を出す、という仕組みだ。まるでトースターのようだ。トレイの開閉は本体の左側面にあるボタンで行なえる。
また、5インチベイの上側に、トレイを照らす青色LEDを装備するのもルックス面の特徴。ドライブベイはこの5インチ1基と、3.5インチシャドウ2基を備えるのみだが、ルックス重視派にとっては気になる製品だろう。
なお、ドライブを垂直に設置するため、メディアが落下したりするトラブルが起きないかが心配だが、同社によれば「メディアを固定するツメがトレイに付いているドライブなら問題ない」とのこと。また、製品には、トレイに貼り付けてメディアの落下を防止する「ディスク固定テープ」が付属している。
主なスペックは、本体サイズが幅180×高さ430×奥行き363mm、ドライブベイ数が5インチ×1、3.5インチシャドウ×2、電源容量が400W。ケースファンは背面に120mmサイズを1基搭載しており、このほかサイドパネルとケース内部に80mmサイズを各1基搭載できる。
□R-2 TOAST(サイズ)
http://www.scythe.co.jp/case/r2toast.html
| (サイズ R-2 TOAST) |
[撮影協力:ツクモパソコン本店とBLESS秋葉原本店とフリージアサポート200% SHOP]