Intelが提唱するオーバークロック向けメモリ規格「Extreme Memory Profile(XMP)」に対応したCorsair製DDR3メモリ。動作クロック1,600MHz対応の2GBメモリ×2枚セットと、同1,800MHz対応の1GBメモリ×2枚セット(DIMMクーラー付属)の2タイプが発売されている。 XMPは、メモリモジュールのSPD内容を拡張し、メモリの最大性能が発揮できる電圧やクロック、レイテンシなどの情報を併せて記録しておく規格で、Corsair/NVIDIAが提唱する「EPP」のIntel版と言えるもの。Intel X38 Expressチップセットでもサポートされており、対応BIOSを搭載したマザーボードではXMPの情報を使ったオーバークロックが可能になる。 両製品はそのXMPに初めて対応した製品。XMPの値は1,600MHz(2GB×2枚セット)または1,800MHz(1GB×2枚セット)で、レイテンシ両者ともに7-7-7-20。CorsairによればIntelの「Extremeシリーズ」のマザーボード(機種不明)において、前述のクロックとレイテンシで動作したという(動作電圧は2GB×2枚セットが1.9V、1GB×2枚セットが2.0V)。SPDの値はクロック1,333MHz、レイテンシ9-9-9-24。 ノコギリの歯のようなヒートシンクを使った冷却機構「Dual-path Heat Xchange(DHX)」を採用する点は既存のXMS3 DHXシリーズと同様。
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[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]
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