IntelやAMD、NVIDIA、Seagateなど、多数のパーツメーカーが出展するイベント「DIY PC Expo 2008 Autumn」が11月2日(日)~3日(月/祝)に開催された。主催はDIY PC Expo実行委員会で、後援は株式会社アスク。場所は秋葉原コンベンションホール(ブロックC2/秋葉原ダイビル2階)だ。
出展したメーカーは、前記のほかに、MSI、ELSA、DFI、Leadtek、areca、Adaptec、3ware、RAIDON、OCZ、3R SYSTEM、Thermaltakeなど20社以上。核になるテーマや展示は無い反面、ビデオカード/HDDからハイエンドRAIDカードまで、様々なジャンルの未発表/最新製品が展示されており、「PCパーツの1~2ヶ月先」を知るには興味深いイベントになっている。
□DIY PC Expo 2008 Autumn
http://www.diypcexpo.jp/
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| | | MSIがデュアルコア Atomマザーを展示 | | | | | | | | | |   |
●MSIはデュアルコアAtomマザーを展示
今度はMini-ITXサイズ
【Wind Board 330】 |
【Wind Board 330】 |
【Wind Nettop】 |
【P7NGM-Digital】 |
【DrMOS搭載ビデオカードもデモ中】 |
【Wind Netbook U100 Vogue】 |
また、MSIでは、今月~年末にかけて発売するという製品を多数出展中。
目立った製品は、Intel以外の製品がまだ出ていないデュアルコアAtomを搭載したMini-ITXマザーボード「Wind Board 330」や同じくデュアルコアAtom搭載のネットトップPC「Wind Nettop CD 100JP」、さらにGeForce 9300搭載の「P7NGM-Digital」など。
同社のシングルコアAtomマザー「Wind Board」はMini-ITXよりもやや大きい、微妙なサイズのフォームファクタだったが、今回の「Wind Board 330」は「DIMMスロットを1本に減らして、Mini-ITXサイズに納めた」(同社)とのこと。発売は「今月中に売れたらいいな」だそうで、デュアルコアAtom環境に選択肢ができるのも先の話ではないようだ。
また、GeForce 9300マザーボード「P7NGM-Digital」については「今月発売」とされている。