アキバ店員のPCパーツウォッチ（ SSD ）

	【 2008年11月15日号】
	アキバ店員のPCパーツウォッチ（ SSD ）

　このコーナーは、最近発売された気になるPCパーツの「その後」をショップ店員に聞くコーナーです。ショップ店員による売れ行き動向やアドバイスなど、購入等の参考としてご活用下さい。なお、今後調査して欲しい製品などがありましたら、ページ末尾のフォームをご利用下さい。記事作成時の参考とさせて頂きます。

□アキバ店員のPCパーツウォッチバックナンバー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/shopwatch/index.html

|●各社SSD

　32GBモデルが9千円を割るなど、各社SSDの値下りが続いている。売れ行きに関しては各ショップとも非常に好調で、1人で複数購入する例も多く見られる。また、購入層に関しては、ハイエンドユーザーだけではなく、PCにある程度のパフォーマンスを求める中級層にも広がっているようだ。

□関連記事
【11月8日号】32GB=8,800円の高速SSDが発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081108/etc_spow.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081018/etc_transcend.html

T-ZONE. PC DIY SHOP
　売れ売れですね。価格が安くなったことが一因だと思いますが、OCZを筆頭にMtronのSLCモデルやIntelのMLCモデルが人気です。全体的にはOCZ 30GBモデルの独壇場ですが、性能面で気になるところがある人はMtronなどを買っていくという感じです。ちなみに、オリジナルのマウンタもよく売れてます。
　

オリオスペック
　MLCの32GBが一万円前後になってきてどのメーカーも売れるようになってきましたね。たぶんRAIDで使われると思うんですが、最近は安いSSDのご購入者の半数は複数買われています。うちはRAIDカードも強いので「SSDに強いRAIDカードはどれでしょうか？」みたいな問い合わせも増えましたし。あと、MtronのSLCタイプも意外と出ましたね。
　

ドスパラ秋葉原本店
　32GBモデルが1万円前後の価格帯になってから、非常に売れるようになってきましたね。売れ筋モデルは最初に1万円を割ったCFD販売の32GBと、高速で価格が安いTranscendの32GBハイスピードモデルです。買って行く人は2個一緒にという人が多いので、RAIDを組んで起動ディスクにしようとしているみたいです。SSDを起動ディスクにして、価格の下がった1TBのHDDに大容量のデータを入れる、というのが最近のトレンドになっていると感じますね。
　

パソコンショップアーク
　値下がりも続いているのでSSDの波は来ていますね。安価なモデルではPATRIOTのものがよく売れています。1万円程度と手頃な価格なので、いくつかまとめて買っていく人も多いですよ。高価なものではIntelのモデルが売れていますね。パフォーマンス優先の人には価格はあまり関係ないみたいです（笑）。
　

BLESS 秋葉原本店
　安くなってきた影響もあって、32GBなどの安いモデルを中心によく売れますね。昔は60GBクラスが売れ筋だったので、買われる方が変わってきた気もします。個別のモデルでは、特にOCZの30GBが好調で、結構な数を入れても週末には売り切れちゃったりもします。あと問い合わせが多いのは、TranscendのIDEモデルですね。これは近々再入荷の見込みです。
　

クレバリー1号店
　全般的に売れていますよ。とりあえずSSDを使ってみたい人には安価なCFD販売のものが売れていて、高パフォーマンスを求める人にはIntelのものが人気ですね。容量的には60GBクラスの物が売れています。
　

フェイス PC館
　32GBが1万円ぐらいになってから、そのあたりの容量が出るようになりましたね。SSD自体が認知されてきた感じで、それほど詳しくなさそうな方からも「どうですか？」と聞かれるようになりました。でも、まだ「普通の人」は待つという感じで、買われていく方は特に速度を重視する方という感じですね。
　

ソフマップ秋葉原パソコン総合館
　Transcendのハイスピードモデルが発売されてから、ようやく売れるようになってきましたね。それまではあまり動きもなく、問い合わせもほとんどありませんでした。もう一段階価格が下がってくれば、起動ドライブとして主流になるかな～と思っていますよ。
　

ソフマップ秋葉原リユース総合館
　先々週ぐらいまではTranscendやPATRIOTが非常に好調でしたよ。同じモデルを2個一緒に買われていく人も多かったですね。ただ、先週発売されたSILICONPOWERの32GBが9,000円を割ったのが強く影響したらしく、今週は「もしかしてまだ下がるんじゃないか……」という意識からか、1万円前後のSSDの動きが一気に鈍くなりましたね……。
　

パソコンハウス東映
　Transcendなどの安いモノに流れていますね。高いモデルはいくら品質が良くても価格が倍以上離れていると売れないんですよね………。なので、今はIntelのSSDに関してもMLCタイプは扱いを止めています。
　

TSUKUMO eX.
　バッファローのSSDの影響で、他社のモデルの価格が下がったときにぱぁーっと売れましたね。その時はOCZやSuper Talentのモデルが人気でしたが、最近は少し落ち着いているという感じです。ハイエンド層に人気だったIntelのMLCモデルも、ACARDのRAM DISKアダプタやIntelのSLCモデルにユーザーが流れたらしく、今はそれほど出ていないですね。
　

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