DDR/DDR2/DDR3メモリモジュールのSPD情報を書き換えられるというセンチュリーマイクロ製USB接続キット「SPD PROGRAMMER(CSP-01)」がついに発売された。実売価格は19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
SPD PROGRAMMERは1年以上前、T-ZONE. PC DIY SHOPで初めてサンプルが展示され、そのマニアックな機能が話題となっていた。しかし、それ以降はとくに目立った動きがなく、今年5月にあったセンチュリーマイクロのイベントでも「販売方法を含め検討中」とされていたのみだったが、今週末に突然発売されたかたちだ。
外観はサンプル展示当初と比べてとくに変化は見られず、本体は基板やパーツ類がむき出しの状態。基板の表面にはDDR、DDR2、DDR3の3タイプのDIMMスロットがあり、側面にはPCと接続するためのUSBポートが用意されている。
パッケージにはSPDを編集するための専用ソフト(Windows Vista/XP/2000対応)が同梱。こちらもサンプル展示当初から機能や編集方法などは変更されておらず、表計算ソフト風のウインドウに16進数でデータを入力するというスタイルのままだ。
主な付属品はUSBケーブル、動作確認用のダミーモジュール、CD-ROM(SPD編集ソフトなどを収録)。
なお、同社は、SPD PROGRAMMERはハード、ソフトともにオープンソースとしており、付属のCD-ROMには回路図や編集ソフトのVisual Basic 2005用ソースファイルなども収録されている。
□SPD PROGRAMMER(センチュリーマイクロ)
http://www.century-micro.co.jp/product/other/spdpgm/
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| | センチュリーマイクロ SPD PROGRAMMER |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]