Antecのロングセラーケース「P180」シリーズの通風強化版。 主な改良点は通気性の向上で、フロントドア右側面と、ドア左付け根部分に通風孔が新設、ドライブベイもメッシュタイプに変更されており、これらの改良で優れたエアフローを実現するという。 また、同時登場の大型電源「CP-850」に対応しているのも特徴だ。CP-850は、一般的なATX電源よりも一回り大きい筐体(幅175×高さ 119×奥行き200mm)を採用、内部パーツに余裕を持たせることで、放熱性を高めたという電源。P183の電源ベイには、標準ではATX電源に対応するためのパネルが装着されており、これを取り外すとCP-850が搭載できるようになる。 前述の通りフロントドアを備える点や、電源ベイを本体下部に隔離することで、マザーボードなどのパーツに対する熱やノイズの影響を抑えている点は従来と同様。なお、電源ベイ近くにあった冷却ファンは前方のHDDベイ付近に移動しており、これまでより奥行きのある電源が搭載できるようになっている。 本体サイズは高さ540×幅205×奥行き507mm。ドライブベイ数は5インチ×4、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×6。ケースファンは上面、背面、下部HDDベイ付近のそれぞれに120mmサイズを各1基備えている。
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