【 2009年4月25日号 】
	Windows Home Server PP2記念イベント開催、Windows 7は秋？ 痛サーバーやサーバー風水術も登場

　Windows Home Serverの新リビジョン「Power Pack 2」をリリースを記念するイベント「Windows Home Server Power Pack 2 リリース記念イベント」が25日（土）に開催された。会場はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店（ブロックD2-[e2]）。

　イベントのメインはPower Pack 2での改良点解説や、ユーザー/メーカーによるHome Server活用法解説など。

　もっとも、セッションではWindows 7の発売日を推測できる内容や「次回のWindows Updateは物凄いものになる」発言、さらには来場者がたまたま見つけたカスペルスキーの来年モデル、そして「痛サーバー」の登場など、想定外の見どころが多いイベントになった。

	改良点を解説 Windows 7は秋？		ユーザーによる「ライトニングトーク」 「痛サーバ」も登場		ネット中継で「ここだけの話」も流出 高橋氏や清水氏のWHS解説も		「サーバー風水術」も配布 「設置場所と気の流れ」 「開運 2.0」………ほか

●Live Meetingでリアルタイム中継、「ここだけの話」も流出
　高橋氏、清水氏によるWHS解説も

リアルタイム中継	リアルタイム中継
高橋氏	高橋氏による小型サーバー（紙製）
清水氏	清水氏による定番Add-ins
カスペルスキーの担当者	サーバでのウイルス検出の様子
「kis2010.0.0.323en」	2010年版の起動画面

　また、今回のイベントの主要部をLive Meetingによりリアルタイム配信する、という珍しい試みも行われている。

　アキバイベントをネット中継する、というのはこれまであまり例がなく、注目できるものと言えそうだ。なお、セッション中ではLive Meetingの機能を利用した、リアルタイムの視聴者アンケートも実施されている。

　このほか、イベントでは改造バカこと高橋敏也氏が「数年前のPCの再利用法」としてのWindows Home Serverを提案。またWindows Home Serverに詳しいライターの清水理史氏がWindows Home Serverのアドイン「AutoExit」を使った、クライアントPCのリモート起動を実演、さらにそれをWebカメラで中継する、といった凝った試みも行われた。

　ちなみに清水氏のセッションにはカスペルスキーの担当者も参加。サーバ上でウイルスが見つかった場合のアンチウイルスソフトの振る舞いを解説したが、意図したものなのかどうなのか、そこで利用したPCに「kis2010.0.0.323en」というファイルが存在。それを「2010年版ソフトでは？」と見破った来場者のツッコミで「本当にここだけの話」「ジャストシステムの人、居ないですよね」として一瞬操作画面を披露する、というハプニングもあった。

　もっともこの時も、Live Meetingによる動画配信は継続中。「ここだけ」がどこまでになったのかは微妙と言えそうだ。

　ちなみに同氏のセッションでは「Twitterでリナックスカフェに来て"りなかふぇなう"と打つのが流行ってるのは知ってますか?」（編注:そのように打つと、専用ボットが報告してくれます）という発言や、Twitterでウイルス事件が発生した話に関連して。「（日本法人）社内でもTwitterはまだ知られてなかった」などなど、くだけたトピックを披露、会場の笑いを取っていた。

　なお、Twitterに関しては弊誌公式アカウントも更新中だ。

□カスペルスキー
http://www.kaspersky.co.jp/

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