【 2009年5月2日号 】 | |
AMDがイベント実施、最新CPU/GPUと「省電力」をアピール Athlonクアッド化改造にも言及 |
AMDプラットホームをアピールするユーザー向けイベント「“AMDグリーン”の真髄」が29日(水)に実施された。会場はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])。イベントでは「省電力」をキーに、Phenom II X4 955 Black EditionやRadeon HD 4770、AMDのAtom対抗CPU「Athlon Neo MV-40」搭載ノートPCなどが展示/解説されたほか、恒例のロードマップアップデートや初公開のOpen CL + Havokデモも公開。
ロードマップアップデートではAthlonのクアッドコア化改造に関する話題も言及されている。
OCWORKSが5月3日にOC大会開催
メモリ調整法を披露 
●OCWORKSがDDR3メモリ調整法を披露
5月3日(日)にOC大会も開催
新CPUのイベントでは常連になりつつあるOVERCLOCK WORKSもセッションを実施。セッションではDDR3のメモリ設定を中心に解説。AMD 790FX/GXでは、CPUのオーバークロック無しでもメモリクロック1,600MHzまでの設定が可能なことや、それ以上の高速メモリを使う場合は(メモリクロックと連動してしまう)FSBをオーバークロック、メモリの電圧設定とメモリのタイミング設定をメモリに合わせて設定する必要があることなどが解説された。
また、注目されるのが同店が5月3日(日)に実施するオーバークロック大会。これはPhenom II X4 955 BE発売を記念した大会で、初心者からマニアまで幅広い層を対象にしたとのこと。
大会部門は「CPUハイクロック部門」「メモリクロック部門」「オンボードグラフィックス部門」「ベンチスコア部門」の4つ。持ち込み機材はもちろん、ショップが用意した機材でも参加でき、「いろんなユーザーのオーバークロック設定/手法を参考にしたり、情報共有することもできるため、オーバークロックの知識を得るにも手っ取り早いと思う」(同店)とのこと。
大会には「世界で戦える方」(同店)や兄貴も参加予定。賞品としては、CPUやビデオカードなどが用意されているが「上位3名で抽選という形を考えているので、比較的多くの人にチャンスがある」(同)とのこと。
なお、同じレギュレーションを採用したWeb上のオーバークロック大会「CoDE 1st OVERCLOCK Super Challenge」も自作PC系SNS「CoDE」で実施中。こちらの実施期間は5月31日(日)までで、上位入賞者向けのプレゼントも用意されているという。ちなみに「CoDE」は「ユーザーのプロフィールよりもPCのプローフィールを細かく登録できる」のが特徴で、メルコホールディングスの子会社である「リバティシップ」が運営している。
このほか、OVERCLOCK WORKSでは、5月4日(月・祝)にオーバークロック自作教室/セミナーを実施するほか、Phenom II X4 955 BEを使ったオーバークロック済みPC(Phenom II X4 oc tuned 3.6GHz)も近日発売する予定。後者のPCは「3.6GHz OCで安定動作させて出荷する」(同店)とうたう製品で、「ちょっと入門してみたい」「「最初から上のクロックで使いたい」という人向けとのこと。発売予定は「近日」。
←前ページ|次ページ→:Raw現像ソフトで ソフト+ハードの相乗効果をアピール 合わせて6.2倍速 □“AMDグリーン”の真髄(日本AMD)
http://www.amd.co.jp/GreenAMD/
□兄貴の遠吠え(仮)
http://blog.amd.jp/the_products/post_38.htmlAMD製品