|  | 【 2009年5月30日号 】 | 
| 公称1GB/sの超高速PCIe-SSDが発売、PhotoFast製 SSD初の1TBモデルも登場 | 
- ※(5/29 22:55更新)記事更新。
 公称速度1,000MB/sをうたう超高速のPCI Express-SSD、PhotoFast「G-Monster-PROMISE PCIe」が発売された。        実売価格は128GBが159,800円、256GBが198,000円、512GBが298,000円、1TBが448,000円など(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。飛びぬけて高価な製品だけに「受注扱い」とするショップも目立つが、一部ショップでは1TBモデルを含めて「ごく少量の在庫がある」という。 ●公称1,000MB/sの超高速SSD 
 SSD初の1TBモデルも登場G-Monster-PROMISE PCIeは、PCI Express x8スロットに装着する拡張カードタイプのSSD。既存の3.5インチ/2.5インチタイプなどに比べてデータ転送速度が非常に高く、パッケージには公称1,000MB/sのリード/ライト速度が記されている。最大容量が1TBと大きいのも特長だ。採用フラッシュメモリはMLCタイプ。 ちなみにリード/ライト速度に関しては、5月上旬に店頭デモも行われており、その際は条件によりリードが497.3MB/s〜1,044MB/s、ライトが617.2〜932.6MB/sという実測値が計測されている。 本体は大型ビデオカードのような外観で、全体が黒いカバーで覆われている。そのため内部の構造は見えないが、同社によれば4台のSSDを内蔵し、RAID 0で構成しているという。 このほか、IntelのXScaleプロセッサ(Intel 81348 800MHz)、ハードウェアRAID 0/6コントローラ(Promise製SuperTrak EX8650)のほか、キャッシュとしてDDR2メモリ256MBとSDRAM 256MB(64MB×4)を搭載しているとのこと。 本体サイズ(約)は270×120×43.5mm。厚さは2スロット分で、ブラケットも2スロットタイプを採用。ブラケットの反対側の側面には、40mm排気ファンと2基の4ピン電源端子を備えている。電源端子は両方とも接続しないと動作しないとされる。 
 ●SSDならではの超高速環境
 OCZ製品も6月発売予定
 PCI Express対応の高速SSDとしては、OCZの「Z-DRIVE」も6月発売予定。これらPCI Express-SSDは、頭抜けた性能を持つ半面、価格的にも一般的なものとは言い難いが、「購入するだけで超高速/大容量のSSDが利用できる」というのは他にはないメリット。 また、逆に、自分でSSDとRAIDカードを組み合わせることで、これら高額モデルに迫るシステムを自力構築できる可能性も考えられる。いずれにせよ、SSDならではの夢のある製品であることは間違いないだろう。 □G-Monster-PROMISE PCIe SSD(PhotoFast) 
 http://www.photofast.co.jp/promise.html□関連記事 
 【2009年5月9日】公称1GB/sの超高速PCIe-SSDが店頭デモ開始、PhotoFast製
 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090509/etc_pfast.html
 【2009年4月25日】PCI Express型SSDの予価が出る、OCZ製
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 【2009年3月28日】リード750MB/sの超高速SSDが4月中旬入荷
 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090328/etc_pfast.html  PhotoFast G-Monster-PROMISE PCIe [撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とTWOTOP秋葉原本店とBLESS 秋葉原本店]