オーバークロック状況を別のPCから監視、リアルタイム調整もできるというユニークな機能を備えたASUS製マザーボード。 この製品は、同社のゲーマー向けマザーボード「R.O.G.」シリーズのLGA1156/microATX版。他のR.O.G.シリーズ同様、マニアックな設計を売りとしており、多数のオーバークロック向け機能や設定項目がうたわれている。 中でもユニークなのが、今回新たに搭載された「ROG Connect」。モニタ用のノートPCなどとUSB経由で接続し、動作状況をリアルタイムに知ることができるほか、各種パラメータをその場で調整、動作に反映させることができるという。これらの調整はハードウェアレベルで行われる仕組み。 外部コントローラを使ったオーバークロック機能は他にも存在するが、「PC経由で」というのは珍しい。 マザーボードのスペックは、拡張スロットがPCI Express x16×2本、PCI Express x4×1本(エッジフリー)、PCI×1本、DDR3 DIMM×4本、オンボードデバイスが8chサウンド、1000Base-T LAN、IEEE 1394など。搭載チップセットはP55だ。 なお、LGA1156向けのR.O.G.シリーズにはATX版「Maximus III Formula」もラインナップされており、こちらもROG Connectが搭載されている。
□Maximus III Formula http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=0ODEkxv4cmlXkqmr&templete=2
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