大き目のACアダプタサイズ、という超小型サーバキット。本体サイズは 96.5×110×48.5mmで、OS起動用の512MBフラッシュメモリなどが内蔵されている。発売元は玄人志向。 玄柴は同ブランドが「LinuxBox」と呼ぶカテゴリの製品。Marvell SheevaベースのSoCプロセッサ「88F6281」(ARMアーキテクチャ/クロック1.2GHz)や各512MBのDDR2メモリとフラッシュメモリを搭載、OSとしてはUbuntu Linux 9.0.4を先述のフラッシュメモリにプリインストールしている。 用途としては、eSATA/USB 2.0ポートなどに外付けドライブを接続、ファイルサーバとして使ったりできるほか、他のPCからネットワーク経由でLinuxコンソールを使用することなども可能だ。ネットワークインターフェイスは1000Base-T。 本体は黒色で小型のボックス型とあって、見た目はACアダプタといった印象。本体にはコンセントに直結できるACプラグもついており、これを使えばまさに「ACアダプタそのもの」になるが、残念ながらこのプラグは米国仕様で、国内使用不可。国内で利用する場合は付属のACケーブルを併用する。 本体に備えるインターフェイスはeSATA、USB 2.0、USB 1.1(miniUSB)、Gigabit Ethernetといったインターフェイスのほか、SDカードスロットを装備している。消費電力は約11W。 付属品は「DevelopmentCD-ROM」、USB-miniUSBケーブル、LANケーブル、ACケーブル。 □関連記事 【2009年12月4日】ミニサーバー「玄柴」直販は売り切れ。年明けに追加出荷 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091204_333384.html
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