新登場のSandForce製コントローラを搭載、「圧倒的速度」(PhotoFast)だという高いランダムライト性能がウリの2.5インチSSD。同社の「G-Monster2 SFV1」シリーズに属するモデルで、容量は100GB。 G-Monster2 SFV1はMLCタイプのフラッシュメモリを採用したSSDで、ランダムアクセス性能が向上しているのが大きな特徴。同社によればランダムライト(4KB)時の最大データ転送速度は75MB/sという。これは、ランダムライトに優れると言われるIntelの32nmプロセス製造SSD「X25-M」(多くのベンチマークテストで50MB/s前後を計測)を大きく上回るもの。 採用コントローラはエンタープライズ向けとされるSandForce製の「SF-1500」。SF-1500は、高いデータ保護性能や信頼性を実現するという「RAISE(Redundant Array of Independent Silicon Elements)」を搭載するほか、リード/ライト速度260MB/s(シーケンシャルアクセス時)といったスペックがうたわれている。Serial ATAインターフェイスは転送速度3Gb/sまでをサポートする。 G-Monster2 SFV1の容量ラインナップは50GB、100GB、200GB、400GBの4モデル。Windows 7のTrimコマンドに対応するほか、リード時の最大データ転送速度は260MB/sをうたう。本体サイズ(約)は100×70×9.5mm。 ちなみに、Super TalentもコントローラにSF-1500を採用したMLCタイプのSSD「TeraDrive FT2」を発表しており、やはりこの製品でも小容量ファイルに対する高いランダムアクセス性能がうたわれている。量産出荷は2010年第1四半期後半の予定。 なお、似たような高速SSDとしてはリード270MB/s、ライト250MB/sをうたうOCZ VertexLimited Editionも「近日発売」(オリオスペック)とのこと。この製品の搭載コントローラは「不明」(同)で、オリオスペックの予価は100GBが44,800円、200GBが92,800円。 □SF-1500(SandForce) http://www.sandforce.com/index.php?id=21&parentId=2&top=1 □関連記事 【2010年1月21日】Super Talent、SandForce製コントローラ搭載のSSD(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100121_343800.html 【2009年8月21日】Intel MLC SSD「X25-M Mainstream SATA SSD」新モデル(平澤寿康の周辺機器レビュー/PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hirasawa/20090821_309680.html 【2009年7月22日】34nm版のIntel製SSDが発売、性能も向上 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090725/etc_intel.html
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