トリプルブートに対応したMID(Mobile Internet Device)。HDMI出力も可能。 4.3インチのタッチスクリーン液晶ディスプレイ(800×480ドット)やARM11 600MHzなどを搭載した手のひらサイズのMID。Android、Ubuntu Linux、Windows CE 6.0の3つのOSがプリインストールされており、標準でトリプルブートに対応しているのが大きな特徴。電源投入時にブートローダのGUIが表示され、起動するOSを選択できる。 このほか、Mini HDMI端子を備え、HDMI出力に対応しているのも特徴。ただし、「Androidではデスクトップ画面などが出力できるが、UbuntuではメディアプレイヤーのVLC media playeの画面のみが出力できる」「Windows CEでは出力不可能」(東映無線ラジオデパート店(ブロックC2-[b1]))ということなので、注意が必要。 また、同店が販売しているのは中国語パッケージ品で、搭載している無線機能(IEEE 802.11b/g準拠無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR)について同店は動作保証外としている。インストールされているOSの言語はAndroidが多言語(日本語表示対応)、Ubuntuが英語 /中国語(同対応)、Windows CEが中国語。 本体はサイズ(約)が119×78×14mm、重量が約160g。ストレージとして2GBのNANDフラッシュメモリを内蔵(ユーザー領域は 128MB)しており、このほかSD/SDHCカード(最大32GBまで)を増設できる。電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリ(容量 2,000mAh)。付属品はスタイラス、USBホストケーブル、充電用USBケーブルなど。 なお、同店によれば、Webサイトの製品情報などに記されているACアダプタは付属しないとのことなので注意が必要。また、充電用USBケーブルについて同店は「PCのUSBポートから充電すると時間がかかる可能性があるので、別途USB−AC電源変換アダプタを用意したほうが良い」としている。
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