【 2010年5月15日号 】
35WのモバイルCore i5が使えるMini-ITXマザーが登場
CPU+GPUの2コアを目視可能
 TDP 35WのCore i5が利用できる省電力仕様のMini-ITXマザーボード「MI953F」がiBASEから発売、オリオスペックで販売中だ。実売価格はCPUクーラーつきで47,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 対応CPUのCore i5-540Mとi5-520Mも29,900円/25,500円で販売されている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●モバイル向けチップセットを搭載、拡張スロット3基

 MI953Fは、モバイル向けCore iシリーズ用のCPUソケット「Socket G1」を搭載したMini-ITXマザーボード。

 チップセットはモバイル向けのQM57で、チップセットクーラーはファンレスタイプを採用。オンボードデバイスは2系統の1000Base-T LANと8ch Sound、CPU内蔵GPUを利用するVGAなどで、ビデオ出力にはDVI×2とVGA×1を搭載。Serial ATAコネクタは4コネクタ。拡張スロットはPCI×1とPCI Express x1×1、Mini PCI Express×1、メモリはDDR3 SO-DIMM×2という構成だ。

 なお、PCI Express x1スロットは「PCIスロットの延長線上」という特殊な位置にあるため、利用するには特殊なライザーカードが別途必要。また、Mini PCI Expressスロットも基板裏面にあるので注意が必要だ。

 マザーボードの付属品はマニュアルやSocket G1用CPUクーラーなど。

●モバイルCore i5はTDP 35W
 CPUダイとGPUダイを目視可能

 また、対応CPUであるSocket G1用CPUについては、前述どおり、Core i5-540M(2.53GHz/デュアルコア/TDP 35W/3次キャッシュ3MB)とCore i5-520M(2.40GHz/デュアルコア/TDP 35W/3次キャッシュ3MB)の2種類がショップに入荷。

 いずれもGPU内蔵タイプで、製造プロセスは32nmとされている。なお、これらCPUにはヒートスプレッダが装着されておらず、CPUダイとGPUダイが2つ確認できるのがユニークだ。

 ちなみに電力消費に関してはオリオスペックが実際に動作検証を実施しており、「Core i5-540Mと2GBメモリ×2枚、3.5インチHDD×1台、2.5インチHDD×2台、という構成を120WのACアダプタ電源で稼動できた」という。

□MI953F(iBASE)
http://www.ibase.com.tw/2009/MI953.html
□Core i5 Mobile Processor(Intel)
http://www.intel.com/products/processor/corei5/mobile/index.htm
□QM57チップセット(Intel)
http://www.intel.com/products/notebook/chipsets/qm57/qm57-overview.htm

iBASE MI953F

[撮影協力:オリオスペック]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。