液晶裏面にタッチパッドを搭載、スクロールなどに利用できる新感覚のAndroidケータイ「ME600」が直輸入で発売された。独自の「BACKFLIP」機構による回転機構も備えている。 なお、今回販売されているのは海外モデル(中国語版)のため、法的に国内での通話/通信はできないと見られる。キーボードも中国語版で、キートップには英数字などのほか「手」「田」「水」「口」などの漢字が刻印されている。 変わった特徴である液晶裏面のタッチパッドは、画面を隠さずにスクロールや選択操作が行える、というもの。タッチ液晶の場合、操作のたびに指で画面を隠す形になるが、この製品ではこのパッドを使うことで、画面を隠さずに操作できるのが特徴。 なお、液晶表側ももちろんタッチ式。端末の全体構造は同社が「BACKFLIP」と呼ぶ独自の折りたたみ構造になっており、たたんだ状態の背面がQWERTYキーボード。開くとノートPCのような「液晶画面+ハードウェアキー」構成で利用できる。 搭載OSはAndroid 1.5で、CPUはMSM7200A 528MHz、メモリ256MB、フラッシュROM 512MB、液晶パネル解像度が320×480ドット。 主な搭載機能やインターフェイスは、無線LAN(IEEE 802.11b/g準拠)、Bluetooth 2.0+EDR、500万画素カメラ(動画撮影対応)、microSDHCスロット(最大32GB)、ヘッドセット端子(3.5mm)。このほか3軸加速度センサーも搭載している。
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